セリエA第7節、ジェノアvsローマが8日にルイジ・フェラリスで行われ、アウェイのローマが1-3で快勝した。   前節、フ…

セリエA第7節、ジェノアvsローマが8日にルイジ・フェラリスで行われ、アウェイのローマが1-3で快勝した。

 

前節、フィオレンティーナに快勝した8位のローマは、直近のヨーロッパリーグ(EL)でもクルージュに5-0の圧勝で公式戦2連勝中。今季2度目のリーグ連勝を目指す今節は17位に低迷するジェノアのホームに乗り込んだ。

 

先発メンバーではベテランGKミランテに代わってGKパウ・ロペス、新型コロナウイルスで陽性判定が出たエースのジェコに代わってクルージュ戦で移籍後初ゴールを含む2点を決めたマジョラルがいずれも今季セリエA初先発を飾った。

 

立ち上がりから相手を押し込む入りを見せたローマだが、いきなりアクシデントが発生。筋肉系のトラブルによってスピナッツォーラがプレー続行不可能となり、14分にブルーノ・ペレスが緊急投入された。

 

それでも、流れ自体は失わないアウェイチームは19分、ペナルティアーク付近で相手の短いクリアに反応したムヒタリアンが強烈な左足のボレーシュートを放つ。だが、ここはGKペリンの鋭い反応とクロスバーに阻まれる。その直後にはムヒタリアンのカウンタープレスからボックス右でパスを受けたペドロにシュートチャンスも、再びペリンのセーブに遭った。

 

その後も攻守にホームチームを圧倒し続けるローマは最後の決め切る部分だけうまくいかないが、前半終了間際にようやくゴールをこじ開ける。前半アディショナルタイム2分、右CKの場面でキッカーのヴェレトゥが右足アウトスウィングで入れたボールを中央のムヒタリアンが頭で右隅へ流し込んだ。

 

後半も開始直後にブルーノ・ペレスのシュートで早速ゴールに迫る良い入りを見せたローマだが、ジェノアにワンチャンスを決め切られる。50分、スカマッカにスモーリングとイバニェスの間に斜めの絶妙なスルーパスを通されると、完全に抜け出したピアツァにGKとの一対一を冷静に制された。

 

この失点により徐々に押し返され始めたローマは61分、マジョラルに代えてクリスタンテを投入。この交代によりムヒタリアンを最前線に置いた[5-1-3-1]に近い布陣に変更した。すると、この交代が勝ち越しゴールをもたらす。

 

66分、最後尾に落ちてボールを受けたクリスタンテからの正確なロングフィードに抜け出したブルーノ・ペレスがボックス左に抜け出して右足アウトを使った丁寧な折り返しを入れると、ゴール前にフリーで飛び込んだムヒタリアンが右足のワンタッチで流し込んだ。

 

ムヒタリアンのドッピエッタでリードを奪ったローマはここで引くことなく積極的に3点目を奪いに行く。73分にはペッレグリーニの絶妙な浮き球スルーパスに抜け出したクリスタンテに絶好機も、GKとの一対一をモノにできない。逆に、ルカ・ペッレグリーニ、デストロと古巣対戦の2選手を投入したジェノアに決定機を許したが、ここはGKパウ・ロペスの好守で凌いだ。

 

このピンチを凌いだローマは三度アルメニア代表MFが輝く。85分、波状攻撃からボックス手前右でペドロが入れた柔らかなクロスにゴール前で反応したムヒタリアンが見事な右足のダイレクトボレーシュートをゴール左隅に突き刺し、移籍後初となるトリプレッタを達成した。

 

そして、ジェコ不在の中でムヒタリアンが点取り屋として圧巻の存在感を放ったローマが、敵地で3-1の快勝を収めて今季2度目のリーグ戦連勝を飾った。