2日間ともに上限いっぱいとなる観衆1万2000人が来場 東京六大学秋季リーグ戦最終週は8日、両校の優勝をかけた早慶戦が神宮で行われ、早大が慶大に3-2で逆転勝ち。7勝3分0敗の勝ち点8.5ポイントで10季ぶり、法大と並んで歴代最多タイとなる…

2日間ともに上限いっぱいとなる観衆1万2000人が来場

 東京六大学秋季リーグ戦最終週は8日、両校の優勝をかけた早慶戦が神宮で行われ、早大が慶大に3-2で逆転勝ち。7勝3分0敗の勝ち点8.5ポイントで10季ぶり、法大と並んで歴代最多タイとなる46度目の優勝を飾った。早慶両校の応援団は秋の全5カードを完走。2日間で計2万4000人が詰めかけた伝統のライバル対決を盛り上げた。

 今季は通常の内野応援席ではなく、両外野席を使用し、一般客と離れた形で活動。早慶戦は試合前から恒例の応援合戦を繰り広げ、試合中には「紺碧の空」「若き血」など、おなじみの応援歌を響かせた。この日は早大が9回2死から蛭間拓哉中堅手(2年)の逆転2ランで劇的な幕切れ。2日間ともに上限いっぱいとなる1万2000人が詰めかけたファンを魅了した。

 春のリーグ戦は8月に5試合の短期決戦で全国26連盟で唯一開催にこぎ着けたが、応援団は不在。秋に向け、東京六大学応援団連盟の今年の当番校である早大を中心に感染症対策のガイドラインを作成し、東京六大学野球連盟との協議により、秋の応援団復活が実現した。早慶両校は特別な秋となった5カードを完走。「華の東京六大学」を彩った。(Full-Count編集部)