15歳までテニスのジュニアの大会に出場していたオルガ・シャリポワ(愛称オ…
15歳までテニスのジュニアの大会に出場していたオルガ・シャリポワ(愛称オリヤ)さんは、14歳の時に初めてアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に出会った。二人はその後交際するようになったが、最初は精神的迫害を、後には肉体的な暴力も受け、生きているのがいやになったシャリポワさんは自殺しようとしたこともあるという。伊ニュースサイトUBI Tennisが報じた。【写真】元カノ・Sharypovaさんのビビッドなビキニ姿ズベレフのDVを告発したシャリポワさんの2時間にわたるインタビューがテニス関連メディアRacquet Magazineに掲載された。それによると、2019年の「レーバー・カップ」のために二人がスイスのジュネーブに滞在していた時、シャリポワさんはズベレフに顔を殴られた。
「またけんかをして、顔を殴られた。それまでも押されたり、突かれたり、腕を捩じ上げられたり、首を絞められたことはあったけど、本当に殴られたのはそれが初めてだった」
同年の「全米オープン」の時には、滞在していたホテルで枕を顔に押し付けられ、シャリポワさんは靴も履かずにホテルから逃げ出したという。
「普通のケンカじゃなかった。本当に恐ろしかった。私が叫んでいたから、彼は私をベッドに投げ出して、枕を顔に当ててその上に乗ったの。しばらく息ができなかった。何とかして逃げ出したわ」
ホテルにその時のビデオが残っていないか問い合わせたところ、法的に提出を求められれば協力はするが、当時のビデオが残っているかはわからないという回答だったそうだ。
シャリポワさんの話によれば、ズベレフは彼女が他の友人たちと過ごしたりしていると、自分に十分な関心を向けていないと怒り、テニスの調子が悪い時も彼女のせいにしたり、「お前は何者でもない」などと彼女の人格を否定するような言葉で責めた。そういったことに耐えられなくなったシャリポワさんは、インシュリン注射をして自殺しようとしたという。
「(インシュリンを)注射したの、怖くはなかった。なんでもいいから逃げたかった。もう耐えられなかったから。彼が戻ってきた時、私はカギをかけたバスルームにいた。私がしたことを知って、彼はドアを開けてくれって頼んだわ」
ズベレフは「全米オープン」大会関係者も呼んで彼女を説得してドアを開けさせ、シャリポワさんが死ぬことはなかった。その「関係者」は、選手のプライベートにかかわることは話せないからと取材を断った。
「このことを話すのは本当に困難だった。でも多くの人が同じような状況で苦しんでいる。多くの人が嫌がらせや虐待、いじめやゆがんだ関係に直面し、どうしたらいいかわからないでいる。でもいつかは幸せな日が来る、と伝えたいの。去年の私は死にたかったけれど、今もここにいるように」
告発についてズベレフは「事実無根である」としている。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」でのズべレフ
(Photo by Al Bello/Getty Images)