ラ・リーガ・サンタンデール第9節FCバルセロナ対レアル・ベティスの試合が現地時間7日にカンプノウで行われた。リーグ戦4試…

ラ・リーガ・サンタンデール第9節FCバルセロナ対レアル・ベティスの試合が現地時間7日にカンプノウで行われた。リーグ戦4試合勝利のないバルセロナはレオ・メッシが今シーズン初めてのベンチスタート。メッシがベンチを温めるのは昨シーズン9月21日に行われたグラナダ戦以来、実に1年2ヶ月ぶり。
ロナルド・クーマン監督はグリーズマンとアンス・ファティを前線に並べる4-4-2を採用。バルセロナは立ち上がりから二つのビッグチャンスを迎えた。5分、敵陣深い位置でプレスをかけて相手のミスを誘発すると、ペナルティボックス右から侵入したファティのマイナスのクロスを受けたグリーズマンが得意の左足シュート。狙い澄ましたシュートだったが、ボール1個分ゴール左に外れた。
直後のプレーでは、相手ゴールキックをマイボールにすると、縦に素早く仕掛ける。グリーズマンがファティに縦パスを通すと、ファティは右斜め45度からフィニッシュ。鋭い弾道のシュートはゴール右へわずかに外れた。
8分、ベティスに決定機。バルサのカンテラ出身のFWアントニオ・サナブリアの左コーナーキックをウィリアム・カルヴァーリョがヘッド。枠を捉えていたが、先日のディナモ・キエフ戦でも好セーブを連発したテア・シュテーゲンが横っ飛び右手一本で弾き出した。
グリーズマンを中心に攻撃を組み立てたバルサは先にスコアを動かす。22分、左サイドでの組み立てから中央でグリーズマンが中継し右のデンベレに展開。デンベレは深い切り返しから中央に切り込むと、左足を振り抜き、強烈なシュートがゴールネットを揺らした。
26分には再びグリーズマンに決定機。デ・ヨングのくさびのパスを受けたファティがペドリに預ける。ワンツーを意識して動き出したファティを囮に使い、ペドリは中央のグリーズマンに見事なヒールパス。絶好機を迎えたグリーズマンだったが、シュートは左ポストをかすめてゴールとはならず。
32分、ジョルディ・アルバのクロスをニアサイドに走り込んだファティが倒されてPKを獲得。グリーズマンがキッカーを務めたが、元バルサのGKクラウディオ・ブラボに完全に読まれて、左下へのシュートは弾き出された。何度も攻撃に絡むグリーズマンだが得点だけが遠い。
左サイドを中心に何度かチャンスを作り出したベティスは38分に決定機。左サイドバックのアレックス・モレノが深い位置まで攻め上がり中央でフリーになったクリスティアン・テージョにクロス。元バルセロナMFはダイレクトで合わせたが、シュートは枠を捉えられず。
前半をリードして終わりたかったバルサだが、ラストプレーで同点に追い付かれてしまう。左サイドをドリブルで運んだセルヒオ・カナレスは大外のテージョに展開。テージョの折り返しに走り込んだサナブリアが合わせてテア・シュテーゲンの牙城を破った。
クーマンは後半開始からファティに代えてメッシを投入。すると早速この采配が的中する。49分、デ・ヨングが左サイドに張ったアルバにスルーパスを通す。アルバはこれをダイレクトで中央に供給し、走り込んだメッシがディフェンダーとブラボを引き付けてスルー、後方のグリーズマンが難なく押し込んでバルサが再びリードした。グリーズマンはリーグ戦2試合連続ゴール。
メッシ投入で流れを取り戻したバルサは58分にもグリーズマンとメッシの関係でボックス内を攻略。深い位置に侵入したメッシからラストパスを受けたデンベレが左足でシュート。これをゴールカバーに入ったマンディがブロックするも、主審がオンフィールドレビューによりペナルティの判定。マンディは決定機阻止で一発退場となった。このPKをメッシが豪快に右上に叩き込んでバルサが突き放した。メッシはシーズン5本目のPK成功。
数的優位に立ったバルサだったが、アレックス・モレノの個人技で左サイドを突破されると、途中出場のFWロレンソ・モロンが決めて再び一点差に迫られた。
嫌な流れを払拭したのは「10番」だった。右サイドから仕掛けたメッシは、セルジ・ロベルトとのワンツーを駆使してボックス内に侵入。最後はゴールキーパーの動きを見極めてニア上に蹴り込んだ。流れの中から得点出来ていなかったことでも注目されていたメッシだったが、今季公式戦10試合目で呪縛を解き放った。
90分にはセルジ・ロベルトのクロスをペドリが決めて5点目。ペドリはリーガ1部初ゴールを記録した。
バルサは数的有利を活かして5ゴール大勝。リーグ戦5試合ぶりの勝利を手にした。
■FCバルセロナ 5-2 ベティス
22分:ウスマン・デンベレ
45分+2:アントニオ・サナブリア
49分:アントワーヌ・グリーズマン
61分、82分:レオ・メッシ(PK)
73分:ロレンソ・モロン
90分:ペドリ