現地6日、男子テニスツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」の最後の出場権を、世界9位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が獲得。シングルスの全出場者が決定した。【最新】ATPシン…

現地6日、男子テニスツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」の最後の出場権を、世界9位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が獲得。シングルスの全出場者が決定した。【最新】ATPシングルスランキング

シュワルツマンはこの日、「ATP1000 パリ」準々決勝で、世界5位のダニール・メドベージェフ(ロシア)に敗れたが、出場権獲得の可能性が残っていた世界15位のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)も世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)に敗れたため、出場権獲得が確定した。

例年であればその年に獲得したポイントが高いトップ8が出場権を得るが、今年はツアー中断があったため、昨年のポイントも加味したランキングのトップ8に出場権が与えられている。

今年の出場者は、怪我でツアーを離脱している世界4位のロジャー・フェデラー(スイス)を除いた、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ナダル、ドミニク・ティーム(オーストリア)、メドベージェフ、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、シュワルツマンの8人となった。

【2020年「Nitto ATPファイナルズ」出場権獲得者】

名前:2020年戦績(11月6日時点)/過去大会の最高成績

ジョコビッチ:39勝3敗/優勝(2008年、2012年、2013年、2014年、2015年)

ナダル:25勝4敗/準優勝(2010年、2013年)

ティーム:22勝7敗/準優勝(2019年)

メドベージェフ:21勝10敗/グループリーグ敗退(2019年)

チチパス:28勝12敗/優勝(2019年)

ズベレフ:26勝8敗/優勝(2018年)

ルブレフ:40勝8敗/初出場

シュワルツマン:25勝12敗/初出場

今年の「Nitto ATPファイナルズ」は、11月15日よりイギリス・ロンドンにて開催される。

(テニスデイリー編集部)

※写真はツアー最終戦が行われるロンドンのO2アリーナ

(photo by Hongbo Chens/Action Plus via Getty Images)