セビージャのバックラインは、ヨーロッパで最も求められている人材だ。夏には、ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シ…
セビージャのバックラインは、ヨーロッパで最も求められている人材だ。夏には、ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティがジュール・クンデの獲得に迫った。今回、伊紙『Tuttosport』が指摘しているのは、ジエゴ・カルロスだ。
昨年夏にナントからセビージャに加入して以来、ブラジル人センターバックは、ヨーロッパのビッグクラブの関心を呼び覚ますことになった。27歳のディフェンダーを補強リストに載せた最新のチームは、セリエA9連覇中の王者ユヴェントスである。
ジュレン・ロペテギが監督を務めるチームでの公式戦出場わずか55試合で、ジエゴ・カルロスは、トップ・オブ・トップのセンターバックであることを証明した。恵まれた体躯だけでなく、スピードや足元の技術も水準以上、地上戦、空中戦問わず対人プレーに滅法強い。ジュール・クンデと並び安定したパフォーマンスを披露したことでラ・リーガ屈指のセンターバックとして認められ、将来を嘱望されるセンターバックとなった。カルロスのバイシクルによる得点は、昨シーズンのインテルとの決勝でセビージャに6度目のUEFAヨーロッパリーグ優勝をもたらした。
もちろん、ユヴェントスは、ヨーロッパでも屈指の守備力を誇る。彼は、経験豊富なジョルジョ・キエッリーニとレオナルド・ボヌッチのイタリア代表コンビに、マタイス・デ・リフトの若さをディフェンスの中心で融合させている。しかし、36歳になったキエッリーニがフル稼働できなくなっていることから、ビアンコネロはそう遠くない将来のことを考えている。
ジエゴ・カルロスの契約は、セビージャのスポーツディレクターとしてのモンチの奇跡の一つであったことを忘れてはならない。サンパウロ出身の同選手は、ナントから1500万ユーロ(約18億円)と引き換えに到着した。1年半後、移籍専門サイト『Transfermarkt』によると、彼の市場価値は5000万ユーロ(約61億円)まで上昇している。
さらに、同センターバックは、2022年にカタールで開催されるワールドカップに向けた南米予選を戦うセレソンに初招集された。以前から待望論はあったものの、ロドリゴ・カイオ(CRフラメンゴ)とエデル・ミリトン(レアル・マドリー)の新型コロナウイルス陽性を受けて、アトレティコ・マドリーのフェリペと共にカルロスは追加招集された。この事実が、来年の夏の移籍市場を見据えて彼の価値を高める可能性がある。2024年6月までセビージャとの契約を結んでいるジエゴ・カルロスには7500万ユーロ(約92億円)の契約解除金が設定されている。