ハノーファーのケナン・コカク監督が、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの最中での代表戦を批判した。ドイ…

ハノーファーのケナン・コカク監督が、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの最中での代表戦を批判した。ドイツ『Die Rheinpfalz』が伝えた。

ブンデスリーガ2部を戦うハノーファー。今回のインターナショナル・マッチウィークではMF原口元気、DF室屋成が日本代表に招集。また、MFジャカ・ビヨルがスロベニア代表に招集されている。

現在ヨーロッパでは再び新型コロナウイルスのん感染が拡大。国によってはロックダウンを行うなどし、再び緊張状態が続いている。

ハノーファーは国内リーグのみを戦っている状況だが、代表活動で選手が国外に出ることで感染リスクが増大。特に、原口、室屋はロックダウン中のオーストリアでの試合に臨むこともあり、リスクを伴うことは間違いない。

このタイミングでの代表戦実施についてコカク監督はクラブの記者会見で痛烈に批判。人々の健康を上回るものなどないと語った。

「私はとても無責任であり、今回は当てはまらないと思う」

「親善試合の存在意義を求めて奮闘し、それが理由で失敗することもあるかもしれない」

「その一方で、選手たちにこう言うだろう。ヨーロッパを旅して、多かれ少なかれ、あまり興味を持たれないフレンドリーマッチをプレーすることになる」

「しかし、時にはもっと重要なこともある。人々の健康を超えるものはなく、現段階ではパンデミックとの戦いを超えるものはない」

「2つの基準を適用するのではなく、1つのラインで動く必要がある。選手がこの先の2週間クラブに滞在し、代表チームに参加しなかった場合はリスクは少なくなる」

ドイツでは新型コロナウイルスに対して厳しい制約が敷かれており、ブレーメンのFW大迫勇也はクラブと協議の上で招集見送りに。また、MF堂安律が所属するアルミニア・ビーレフェルトも招集に応じないという声明を発表していた。

5日に発表されたばかりの日本代表に名を連ねる原口と室屋、そして堂安について日本サッカー協会(JFA)からは通達がないが、大迫の件で招集を見送ったのであれば、クラブとの関係を悪化させてまで招集する必要があるのかは疑問が残る。