かつてドーピング違反の疑惑をかけられたクリスタル・パレスの元フランス代表DFママドゥ・サコーが、その損害賠償を受け入れた…

かつてドーピング違反の疑惑をかけられたクリスタル・パレスの元フランス代表DFママドゥ・サコーが、その損害賠償を受け入れた。イギリス『BBC』が伝えた。

サコーは、リバプールに所属していた2016年3月17日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦後にドーピング検査を実施。その際、脂肪燃焼物質であるヒゲナミンが陽性反応を示し、欧州サッカー連盟(UEFA)からドーピング違反の疑いを指摘されていた。

この違反行為により、サコーはUEFAから30日間の暫定的な停止処分が科されていたものの、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)によれば禁止薬物ではなく、ドーピング違反は濡れ衣だった。

しかし、WADAはサコーが禁止された薬物を服用したとして声明を発表。そのため、サコーがWADAを名誉毀損で訴えていた中、WADAは正式にこの件を謝罪。サコーへ損害賠償の金額を支払ったようだ。

サコーは今回の件についてコメント。WADAの誠意ある対応に感謝した。

「僕はUEFAのドーピング防止規則に違反せず、不正な行為をせず、利益を得る意図もなく、誠意を持って行動したことをWADAが受け入れてくれたことに感謝する」

「WADAがお詫びし、多額の損害賠償を支払うことに同意してくれたことも嬉しく思う」

「僕は自分が立証されると考えており、今はキャリアを続けることを楽しみにしている」

「これはドーピングという最悪の行為によって非難されることになるものだった。今日は、僕の中ではとても重要な日になる」

また、WADAの代表であるガイ・ヴァッサル=アダムス氏は「サコー氏が UEFAのドーピング規則に違反せず、不正行為をせず、利益を得る意図もなく、誠意を持って行動したことを認める」とし、「WADAは名誉毀損の申し立てがサコー氏の評判にもたらせた損害と、サコー氏に与えた苦痛、そして傷つけ、辱めに合わせたことを後悔している」とコメントした。