FCバルセロナは、本拠地カンプ・ノウで行われたディナモ・キエフ戦で勝利し、チャンピオンズリーグのグループステージにおいて…

FCバルセロナは、本拠地カンプ・ノウで行われたディナモ・キエフ戦で勝利し、チャンピオンズリーグのグループステージにおいて3戦3勝している。
■UCLグループG 第3節バルセロナ対ディナモ・キエフの試合詳細
監督ロナルド・クーマンは、敵地トリノで行われたユヴェントス戦で見せた優れたパフォーマンスを立ち上がりに再び見せている。
オランダ人監督指揮官は、攻撃時にミッドフィールダーとなれるフレンキー・デ・ヨングをセンターバックに起用するシステムを採用している。
また、ミラレム・ピャニッチが先発起用されたのに加え、17歳のペドリも再びスターティングメンバーに戻っている(アラベス戦では、休養のために途中出場となっていた)。
チームは、勢いを持った状態で試合に入ったものの、時間の経過とともにその勢いが失われている。
レオ・メッシが試合開始早々にPKを獲得し、先制ゴールを決めた。その後、幾度か相手を脅かす決定的なチャンスを作り出すも決めきれず、後半に入っても退屈な展開を披露してしまっている。
どこかアラベス戦を彷彿とさせるパフォーマンスになってしまったバルサだが、勝点3を手に入れて、チャンピオンズリーグのグループステージ突破をほぼ確実なものにしている。
なお、以下がディナモ・キエフ戦でのFCバルセロナ選手達の採点&寸評である。
■GK
テア・シュテーゲン(9)『神のご加護』
傑出したパフォーマンスを披露している。ディナモ・キエフの5度の決定的なチャンスを阻止している。足、手でのセービングのリサイタルを披露している。GKネトも適当なパフォーマンスでテア・シュテーゲンの不在をカバーしていたが、テア・シュテーゲンの存在は、異次元である。
■DF
セルジーニョ・デスト(7)『下降傾向』
前半は、優れたパフォーマンスを披露している。攻撃参加で相手の脅威となり、ペドリに華麗なボールを供給している。ただ、後半に入るとどこか控えめなパフォーマンスとなり、よりディフェンス面にフォーカスしている。
ジェラール・ピケ(7)『追加点』
守備では適当なパフォーマンスを見せている(想像した以上の仕事量だったと言える)。攻撃では、美しいヘディングシュートで今シーズンの公式戦初ゴールを決めている。セルヒオ・ラモスのように100ゴール達成とはなっていないものの、毎シーズン決めている。
フレンキー・デ・ヨング(5)『混乱』
緊急事態の際にセンターバックの代役となることはわかったが、デ・ヨングの特徴を最大限に活かせるポジションではない。ビルドアップもカバーリングも遅く、ディナモ・キエフの決定的なチャンスの場面で度々その当事者の1人となっている。
ジョルディ・アルバ(6)『軽視』
ディナモ・キエフに許したゴールの場面では、テア・シュテーゲンがセーブしたこぼれ球に対して反応が遅れている。それ以外の場面では、前半は攻撃で貢献し、左サイドで相手を苦しめている。

■MF
セルヒオ・ブスケツ(6)『適当』
典型的なパフォーマンスを披露している。ボール配給に優れていたが、守備ではディナモ・キエフに苦しめられている。ただ、監督クーマンは、ブスケツではなく、ミラレム・ピャニッチを先に交代している。
ミラレム・ピャニッチ(6)『犠牲』
前半、果敢に縦方向への動きを見せようとしたものの、あまり存在感を見せられていない。組み立ての部分では、適当なパフォーマンスを披露し、守備の部分でもそれほどまでに難しさは感じていない。監督クーマンは、流れを変えるために60分にピャニッチを交代している。
■FW
ペドリ(6)『連携』
ペドリは、華麗なパフォーマンスをここ数試合で見せ、そのプレーで違いを生み出していた。この試合では、少し控えめになっていたが、それでも常に存在感を披露している。
アンス・ファティ(8)『主役』
フィールドプレーヤーで最も優れたパフォーマンスを披露している。最も果敢にプレーし、バルサが低調な時間帯でも輝きを放っている。ピケのゴールをアシストし、高いレベルのパフォーマンスを発揮している。
レオ・メッシ(6)『PK獲得』
ゴールを狙いながら、相手に脅威となっている。PKを獲得し、自ら決めて百発百中を維持している。相手を剥がす部分では難しさも見受けられたが、最も決定的な仕事をする選手であることは間違いない。
アントワーヌ・グリーズマン(5)『封じられる』
最もハードワークし、いい動きを見せているが、相手に封じられている。アラベス戦でのゴールがプレッシャーからグリーズマンを解き放ち、より自由なプレーを見せてくれると思ったが、そのようにはなっていない。決定機を外し、60分には監督クーマンに途中交代を命じられている。
■途中出場
ウスマン・デンベレ(7)『ミックス』
危険なボールロストもあれば、相手GKを驚かすような強烈なシュートなど突拍子もない輝きを見せてもいる。
セルジ・ロベルト(6)『決定機』
ヘディングでの決定機を掴んでいる。これまでサイドで数試合起用されていたが、再びミッドフィールダーとして起用され始めている。
フランシスコ・トリンコン(6)『予測可能』
再び出場機会を与えられるも、相手に不均衡をもたらすようなプレーは見せられていない。優れた左足を持っているものの、違いを生み出すようなプレーが見せられていない。
クレマン・ラングレ(5)『ネガティブ』
これほどまでに不運な途中出場はあまりないだろう。ピッチに入るや否やビクトル・ツィガンコフにゴールを許して2−1とされている。そのプレーでやや力強さに欠けている。