■広島…

■広島ドラゴンフライズ vs 富山グラウジーズ(@広島サンプラザホール)

第1戦:11月5日19時5分 第2戦:11月6日19時5分

 バイウィーク明けのB1第7節は、11月5日に行われる広島ドラゴンフライズvs富山グラウジーズの一戦が先陣を切る。

 前節終了時点で8勝2敗の富山は、現在東地区4位。一方の広島は3勝7敗で西地区7位に位置。黒星が先行しており、前節の琉球ゴールデンキングス戦も72-74で敗北を喫した。この試合は第1クォーター途中に12点差をつけるも、前半で追いつかれて勝敗が見えない熱戦に。試合終了残り4秒にトーマス・ケネディの3ポイントシュートで同点としたが、並里成に痛恨のブザービーターを浴びてしまった。チームは第3節の第2試合から5戦連続で1ケタ点差の試合が続き、三遠ネオフェニックス以外の3チームには競り負け。終盤に粘り強さを発揮できるかが、今後の巻き返しのカギになる。

 富山は前節、リチャード・ソロモンの24得点14リバウンド、ジュリアン・マブンガのトリプルダブル達成などで横浜ビー・コルセアーズに20点差勝利。第3クォーターまでは拮抗したが、最後の10分間で30−9と一気に突き放した。現在B1トップの平均88.3得点を誇り、今節以降もこの攻撃力でどこまで好調を維持するか注目だ。

 対する広島も、グレゴリー・エチェニケを軸に現在平均80.1得点を記録しており、今節は点の取り合いが予想される。注目は広島のアイザイア・マーフィーと富山・松脇圭志のルーキー対決。どちらも得点を量産できる爆発力があるだけに、自らの得点でチームを勝利へ導きたい。

文=小沼克年

■ロスター

・広島(ヘッドコーチ:堀田剛司)

ジャマリ・トレイラー

トーマス・ケネディ

朝山正悟

岡本飛竜

アイザイア・マーフィー

グレゴリー・エチェニケ

田渡凌

田中成也

荒尾岳

古野拓巳

谷口大智

森山修斗

・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)

リチャード・ソロモン

山口祐希

阿部友和

水戸健史

宇都直輝

前田悟

松脇圭志

橋本晃佑

城宝匡史

ジュリアン・マブンガ

ジョシュア・スミス

岡田侑大