先週開催された「ATP500 ウィーン」にて、ラッキールーザーで出場した…
先週開催された「ATP500 ウィーン」にて、ラッキールーザーで出場したロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に2-6、1-6でまさかの大敗を喫したノバク・ジョコビッチ(セルビア)。そのジョコビッチが試合後に語ったコメントについて、トーナメントディレクターのHerwig Straka氏は納得がいかないことを認めている。Tennis World USAが伝えている。【実際の動画】読みがことごとく外れ、力なく敗れたジョコビッチ
ジョコビッチはこの日、5度ブレークされ、自身は1度もブレークできなかった。たとえリードしていたとしても自分のプレーに納得がいかなければイライラすることもあるジョコビッチだが、この日はそれすらなく、あっさり敗れていた。
ただベスト8へ進出したことによりジョコビッチは90ポイントを積み重ね、6度目の年末1位の座をより確実なものとした。
その後ジョコビッチは記者会見で「今日は年末1位を獲得したことが影響している。1位を確保するためにここに来て、やり遂げた」「今日の結果は問題ないよ。健康だし、ロンドンでの力強いフィニッシュを楽しみにしている」とコメント。
これに対し、Straka氏は「そう思っていたとしても、記者会見で言う必要はないだろう。不必要なコメントだ」と不満を述べている。
ただこの日ジョコビッチが力なかったのは、他にも理由がある。懇意にしていたセルビア正教会の司祭Amfilohije Radovic氏が亡くなったからだ。
「とても悲しい日だよ。彼に会えたこと、彼と一緒に過ごしたこと、そして彼が持っていた美しいエネルギーを感じることができたのは光栄だった」「正直言って、あまりプレーする気になれなかったんだ」「確かに、奇妙な一日だった。けれどそれはそれで仕方がないことだ。僕は前に進み、新しいページをめくっている」
大敗を喫したジョコビッチだが、ラッキールーザーとはいえソネゴのプレーが良かったのも事実。ジョコビッチも「彼は素晴らしかった。間違いなくこの結果に値する」と語り、実際ソネゴは今大会で準優勝を果たした。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP500 ウィーン」でのジョコビッチ
(Photo by Thomas Kronsteiner/Getty Images)