19歳の「全仏オープン」女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)は、オリン…

19歳の「全仏オープン」女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)は、オリンピックのボート選手であったトマシュ・シフィオンテク氏を父に、ポーランドの首都ワルシャワで生まれた。シフィオンテクがテニスを始めたきっかけは何だったのだろう。ウェブメディアEssentially Sportsが報じている。【実際の写真】シフィオンテクと仲良し家族

トマシュ氏は1988年のソウルオリンピックに、4人でボートを漕ぐクオドルプルスカルの選手として出場し、7位という好成績を収めた。自身もアスリートだったので、トマシュ氏はイガと3歳年上の姉アガタさんにテニスをやらせることにした。

アガタさんはジュニアの大会に出場し始める頃にやめてしまったが、イガは最初は水泳を選んだのに、姉に勝ちたいがためにテニスをするようになった。アガタさんは今は大学で、歯科医になる勉強をしている。

イガは「全仏オープン」での圧倒的な強さで、人々に「クレーキング」ラファエル・ナダル(スペイン)を思い出させるほどだった。

だが2020年の「全仏オープン」以前にも、父がイガをとても誇りに思ったことがある。それは2018年にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催された夏のユース・オリンピックで、イガはカーヤ・ユバン(スロベニア)と組んだ女子ダブルスで金メダルを獲得したのだ。

さらにイガは、2018年「ウィンブルドン」ジュニアの女子シングルス、「全仏オープン」ジュニアではキャサリン・マクナリー(アメリカ)と組んだ女子ダブルスで優勝している。

19歳で「全仏オープン」を制したイガは、21世紀になってから最も若いグランドスラム女子シングルスのチャンピオンとなった。ポーランド人選手としては初めてのグランドスラム覇者でもある。また彼女は、WTAランキング内で、十代の選手の中では最高のランキングである17位だ。

優勝を祝って、アガタさんは父と姉妹が仲良く肩を組み、優勝カップを前に撮った写真をInstagramにアップした。三人の満面の笑顔は、そっくりだ。「信じられない!どんな言葉でも言い表せない!イガ・シフィオンテク、あなたは素晴らしいわ!」とアガタさんは書いた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのシフィオンテク

(Photo by TPN/Getty Images)