現地1日の「ATP250 ヌルスルタン」(カザフスタン・ヌルスルタン/1…
現地1日の「ATP250 ヌルスルタン」(カザフスタン・ヌルスルタン/10月26日~11月1日/室内ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第4シードのジョン・ミルマン(オーストラリア)が第3シードのアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦。ミルマンが7-5、6-1で勝利し、悲願のツアー初優勝を飾った。【実際の動画】ミルマンがフェデラーから大金星!2018年全米OPミルマンは現在31歳。2013年には右肩の手術を受けて1年近くツアーを離脱し、ランキングは一時1,100位台にまで落ちていた。その間彼は証券会社でアルバイトをして生計を立て、引退の文字がちらつきながらもツアーへ復帰。2018年には「全米オープン」でロジャー・フェデラー(スイス)をセットカウント3-1で破る番狂わせを演じていた。
彼は2018年「ATP250 ブダペスト」、2019年「楽天ジャパンオープン」で決勝へ進出していたものの優勝はならず、三度目の正直で今回栄冠を掴んだ。
ATP(男子プロテニス協会)によるとミルマンは「とてもホッとしている。幸せだよ。僕にとっては3度目のラッキーだ。3回目の決勝で、ただただ感激している。故郷にはたくさんの人がいて、一生懸命頑張っている。僕もその積み重ねになることができてとても嬉しい」と喜びを語った。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」でのミルマン
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)