1日の「三菱 全日本テニス選手権95th」(日本・東京/10月28日~11月1日/ハードコート)大会最終日。男子シングル…

1日の「三菱 全日本テニス選手権95th」(日本・東京/10月28日~11月1日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝、女子シングルス決勝が行われた。【ドロー表】日比野ら出場「三菱 全日本テニス選手権95th」【最新】JTAランキング男子シングルス【最新】JTAランキング女子シングルス

女子シングルス決勝では、JTAランキング17位の30歳・秋田史帆(日本/橋本総業ホールディングス)が世界ランキング71位であり今大会第1シードの日比野菜緒(日本/ブラス)に5-7、6-0、6-0で逆転勝利。初の全日本制覇を果たした。

同じクラブ出身であり、旧知の仲である秋田と日比野。先輩である秋田は、試合後の記者会見で「彼女(日比野)と決勝ができたのが、すごく価値がある試合になったと思います」「格別でした」と話した。

また、決勝に向かうまでに日比野の試合は「1回戦からずっと観ていた」といい、しっかりと分析や対策を講じてきたようだ。その上で「ラリーの展開だったり相手のボールが速くなってきた時に、1球でペースを戻すことができる彼女の技術っていうのはやっぱり素晴らしいなと思って」と相手を称賛した。

一方、敗れた日比野は「全日本選手権のタイトルは自分の中ですごく大きいので、やっぱり獲りたいなっていう気持ちはありました」「自分が今までずっと欲しかったタイトルがかかっているということで、すごく緊張したんだと思います」と悔しがった。

それでも、決勝後のフォトセッションで掛け合った言葉を聞かれると、日比野は「私が"本当におめでとうございます"って」と答え、次のように先輩後輩のやり取りを笑顔で明かした。

「"よかった"ってポロっと言ったら、史帆ちゃんに"何がよかったの?"って(言われて)。負けた相手が史帆ちゃんでよかったって。まぁ、負けるんだったら史帆ちゃんがよかったから、優勝おめでとうございますっていうことで(話しました)」

これに対し、秋田からは「私もグランドスラムに出られるようにまた頑張るから、一緒に頑張ろう」と声を掛けられたという。

そして男子シングルスは、JTAランキング29位の23歳・中川直樹(日本/橋本総業ホールディングス)が慶應義塾大学生であるJTAランキング50位の今村昌倫(日本)に6-1、6-2でストレート勝利。こちらも同大会初優勝を果たした。

中川は試合後の記者会見で「まずはホッとしてます。うれしい気持ちでいっぱいです」と率直な心境を明かした。

そして今後に向けては「まだATP(男子プロテニス協会)ランキング600番台なので、まずチャレンジャーに出られるランキングにして、そこで優勝や良い結果を出せるようにしたいです」と話した。

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【11月1日の「全日本テニス選手権」試合結果】

◆女子シングルス決勝

〇秋田史帆(日本/橋本総業ホールディングス)5-7、6-0、6-0 ●[1]日比野菜緒(日本/ブラス)

◆男子シングルス決勝

〇中川直樹(日本/橋本総業ホールディングス)6-1、6-2 ●今村昌倫(日本)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「三菱 全日本テニス選手権95th」での日比野菜緒(左)と秋田史帆(右)