11月1日、愛媛県西条市「石鎚クライミングパークSAIJO」においてスポーツクライミング日本代表選手によって争われる大会「Top of the Top 2020 -2020年スポーツクライミング日本代表の頂上決戦-」(以下、「Top of …
11月1日、愛媛県西条市「石鎚クライミングパークSAIJO」においてスポーツクライミング日本代表選手によって争われる大会「Top of the Top 2020 -2020年スポーツクライミング日本代表の頂上決戦-」(以下、「Top of the Top 2020」)リードが開催され、男子では高田知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)、女子では野口啓代(TEAM au)が優勝を果たした。高田は昨日行われたボルダリングでも頂点に立ち、2冠達成となった。
「Top of the Top 2020」は新型コロナウィルス感染症の世界的な流行によって、大きな影響を受けた選手たちに活動の機会を与えるために企画された特別大会。
国内のトップ選手が愛媛県西条市に集結し、ボルダリングとリードでその頂点を争う。
10月31日に行われたボルダリングでは男子では高田知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)、女子では中村真緒(青山学院大学)が優勝している。
野口啓代(写真は「スポーツクライミング第 15 回ボルダリングジャパンカップ」で撮影) photo by HAMASHOW
優勝者コメント
男子優勝:高田知尭昨日のインタビュー時に勢いで「明日が本業」と言ってしまったので、「どうしたもんかな」と思っていたのですが、なんとか形にできたので嬉しく思っています。
まずはこのような時期の中で大会を開催していただいたことに対して、選手を代表させて頂き一言お礼を言いたいです。
今回の大会は初めての試みであったと思いますが、来年以降も続けていただけると嬉しいです。
昨日はボルダリング、今日はリードを決勝まで戦ったので、昨年の世界選手権の時の毎日コンペだった状況を思い出しました。
これまではリードの決勝で終了点落ちすることが多かったので、決勝で完登することが目標でした。今回はしっかり完登することができたので良かったと思います。
来シーズンまではまだ時間があるのでしっかり準備をして、まずは国内大会で良い登りをして来シーズンのW杯とオリンピックに備えたいと考えています。
大会結果
男子優勝:高田知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
2位:楢崎明智(TEAM au)
3位:樋口純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
4位:緒方良行
5位:北江優弥(東京都山岳連盟)
優勝:野口啓代(TEAM au)
2位:平野夏海(国士舘高等学校)
3位:久米乃ノ華(船橋市立船橋高等学校)
4位:谷井菜月(橿原学院高等学校)
5位:阿部桃子(相模女子大学高等部)
大会概要
名称:Top of the Top 2020 -2020年スポーツクライミング日本代表の頂上決戦-
日程:2020年10月31日(土)~11月1日(日)
主催:公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)
主管:アスリート委員会、強化委員会
協賛:KDDI株式会社、三井不動産株式会社、住友商事株式会社、オリエンタルバイオ株式会社、日本航空株式会社、久光製薬株式会社、牛乳石鹼共進社株式会社、キョーリン製薬ホールディングス株式会社、八海醸造株式会社、日新火災海上保険株式会社、ニチハ株式会社
オフィシャルマーケティングパートナー:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
会場:石鎚クライミングパークSAIJO(会場へのアクセス)
〒793-0072 愛媛県西条市氷見乙608番地 西条西部公園内
電話:0897-52-1255(西条市スポーツ健康係・スポーツ施設係)
競技:
ボルダリング
準決勝(4課題)、決勝(4課題、6名のファイナリスト)
リード
準決勝(1ルート)、決勝(1ルート、8名のファイナリスト)
競技規則:IFSCルールに則る
text by 金子修平
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