ロナルド・クーマンのチームは、土曜日のメンディソローサでのアラベス戦で何度も相手ゴールに迫ったが、攻撃的な姿勢は1度しか…

ロナルド・クーマンのチームは、土曜日のメンディソローサでのアラベス戦で何度も相手ゴールに迫ったが、攻撃的な姿勢は1度しか報われなかった。リーガでのバルサ対策は着実に進んでいる。
前半31分にジェラール・ピケと意思の疎通がうまくいかなかったGKネトのミスを逃さずMFルイス・リオハに先制点を奪われたバルサは、後半開始からの3人同時交代を皮切りに攻勢を強めた。
ユヴェントス戦でも見せたようにフレンキー・デ・ヨングをセンターバックに置くことで、攻撃時にはアンカーポジションまでボールを持ち出して相手を押し込む。ブスケツに代わって入ったミラレム・ピャニッチも急所を突くスルーパスやパス供給でリズムをもたらし、デンベレと代わったトリンカオもサイドから突破を図る。ペドリもメッシと呼応しながら攻撃にアクセントを加えた。62分にアラベスのMFホタが退場処分となると、それから1分後にアントワーヌ・グリーズマンが技ありのチップキックでGKフェルナンド・パチェコの守るゴールをこじ開けた。
数的有利となりバルサが試合をひっくり返すのも時間の問題かに思われたが、ジョゼ・モウリーニョ流でいう“ゴール前にバスを並べた”アラベスはパチェコを中心にゴールを割らせない。65分のメッシ一番の決定機は元マドリーのGKが驚異的なセーブで弾き出すと、サインプレーを駆使したセルジーニョ・デストのボックス内からのシュートやピャニッチの無回転ミドルもパチェコにセーブされた。最終的に彼は7本のショットストップを披露した。
90分にゴール前で迎えた決定機は、ピケが外してしまい万事休す。バルサは手負いの格下相手に追加点を奪えずリーグ戦4試合勝ちなしとなった。
試合を通じて25本のシュートを放ったブラウグラナは、枠内シュート9本で1ゴール。ポゼッション率は80%を記録し、パス成功率は90%を超えた(748/830)。加えて14本のコーナーキックを奪ったが、そのほとんどが監督パブロ・マチンの守備陣に跳ね返された。8本のショットブロックがそれを物語っている。
FCバルセロナはすべてを試したにもかかわらず、ボールがネットを揺らしたのは一度だけだった。試合後にクーマンも語っていたように、バルサは「最後の崩し」の部分が不足している。