◇WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥《12回戦》WBA2位・IBF4位 ジェーソン・マロニー(米ラスベガスMGMグランド)ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が31日(日本時間1…

◇WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥《12回戦》WBA2位・IBF4位 ジェーソン・マロニー(米ラスベガスMGMグランド)

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が31日(日本時間11月1日)、米ラスベガスのMGMグランドでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)と対戦し、7回KO勝利。具志堅用高氏を超えて日本人歴代単独2位となる世界戦通算15勝目を飾った。

ボクシングの聖地、井上にとって初となるラスベガスでの防衛戦。海外ブックメーカーでは、井上の勝利に「1.08倍」に対して、マロニーは「7倍」と圧倒的に井上有利と予想されていた。

試合は、ブックメーカーの予想通りの結果となった。

金色のグローブとトランクスを身にまとった井上。2回からジャブで徐々に自分のペースに持っていく。6回、井上の左フックでこの試合初めてのダウンを奪うと、7回も猛攻。カウンターの右ストレートがマロニーをとらえ、KO勝利を飾った。

無観客で行われたハロウィン決戦、完璧とも言える"モンスター井上”の圧勝劇だった。