猛暑に見舞われたマドリードのディ・ステファノスタジアムで行われたラ・リーガ第8節のレアル・マドリー対ウエスカ戦。ジネディ…

猛暑に見舞われたマドリードのディ・ステファノスタジアムで行われたラ・リーガ第8節のレアル・マドリー対ウエスカ戦。ジネディーヌ・ジダンはラファエル・ヴァラン、フェルランド・メンディ、トニ・クロースを休ませ、ミリトン、マルセロ、モドリッチを起用した。
降格の危機にあるウエスカは、スランプ中のマドリーに対して特に試合前半猛攻を仕掛けた。しかし、ウエスカのFWラファエル・ミル・ビセンテのゴールはオフサイドで無効にされ、前半終了間際にマドリーは2度のゴールで応酬した。
試合の最大の犠牲者は、ここ数試合のパフォーマンスによりベンチに降格させられたヴィニシウスだった。また、エデン・アザールが先発に復帰したことで、ベンゼマとヴィニシウスとの軋轢も最小限に抑えられた。
欧州チャンピオンズリーグのボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で復帰していたエデン・アザールは、先発出場のチャンスを掴み、昨年10月5日以来、実に392日ぶりとなるゴールを決めた。
ジダンが「決勝戦」と呼んだこの試合ではマドリーがゴラッソを連発し、4-1で圧勝した。
レアル・マドリーのウエスカ戦選手評価は以下の通り。
■GK
ティボー・クルトワ(6点)
『ほぼ出番なし』
試合開始直後からしばらくは仕事があったが、後半はウエスカがほぼ眠っているような状態で出番はなかった。ダビド・フェレイロのゴールに対しては何もできなかった。
■DF
ルーカス・バスケス(6点)
『多芸』
ディフェンダーの数が足りないこともあり、数試合に渡って右サイドバックとして出場しており、ピッチ上のどのポジションにも適応できることを証明している。控えめながらも大きなミスなく高パフォーマンスを披露した。
エデル・ミリトン(6点)
『ボール奪取』
先発起用されたミリトン。その活躍は試合開始直後と相手チームのゴールの場面に集約され、その他の場面では目立たなかった。
セルヒオ・ラモス(6点)
『ヘディング』
試合前半はウエスカのFWラファ・ミルに苦しめられた。マドリーの2ゴール後にウエスカが静かになったことでディフェンス面での仕事が減り、ラモスはセットプレーからのゴールに集中した。
マルセロ(5点)
『疲労』
左サイドバックで先発。マドリーの攻撃において、マルセロはアザールと並んでウイングを支配していた。しかし守備においてはいつものようにいくつものミスを犯した。
 

■MF
フェデリコ・バルベルデ(8点)
『強力』
彼の素晴らしい身体能力はライバルの反撃に際してマドリーを大いに助けている。攻撃における思い切りの良さも評価できる。潜在能力を全面に出しクラシコに続くリーグ戦連続ゴール。
カゼミロ(7点)
『不可欠』
ジダンに最も多く起用されるブラジル人は、マドリーのディフェンスの秩序を守るために必要な選手の一人だ。ウエスカ戦でも堅固な守りを見せいい試合をした。
ルカ・モドリッチ(7点)
『積極参加』
モドリッチは文句のつけようがないプレークオリティで必ず貢献する選手である。ウエスカ戦では時々精度に欠ける場面もあったものの、攻撃を繰り出し、休むことなくボールを回し続けた。
■FW
マルコ・アセンシオ(5点)
『疑問』
ゴールの場面では好プレーをしていたが、バスケスと共有したウイングのポジションではあまり役に立っていなかった。プレークオリティは高いが、トルデンテの一員になれるかは疑問が残る。
エデン・アザール(7点)
『回復』
ジダンはベンゼマに見放されたヴィニシウスをベンチに置き、アザールを先発に起用した。アザールは期待に応えてベンゼマとのコンビネーションプレーを見せ、素晴らしいゴールでウエスカを打ち負かした。
カリム・ベンゼマ(8点)
『解き放たれる』
同僚ヴィニシウスに対する発言もあり先週は厳しい状態だったが、ジダンはベンゼマの味方になりヴィニシウスをスタメンから外した。ウエスカ戦では“9番”として完璧であり、2ゴール1アシスト。
■途中出場
フェルランド・メンディ(6点)
『俊足』
本来のポジションから外れてもしっかりと役割をこなし、右サイドに活力を取り戻させた。2、3回見事なドリブルを披露したが、アシストの精度は欠いた。
ヴィニシウス・ジュニオール(6点)
『不仲』
アザールに欧州CL前の休息を与える為に後半30分間で起用された。ベンゼマとの関係について様々な憶測が飛び交っていたが、何度かゴールチャンスでベンゼマに譲った。しかし得点には結びつかなかった。もしこのアシストがゴールにつながっていればベンゼマとの関係が改善したかもしれない。
ロドリゴ・ゴエス(7点)
『激しさ』
真っ向からゴールを探し攻め良い動きをしていた。何度かファインプレーをしたが、中でもベンゼマにフリーキックを送り、2得点目に貢献した。
イスコ・アラルコン(5点)
『下降』
いくつかのドリブルを試みたが、何の成果も得られなかった。マドリーのサポーターはここ数試合でイスコに不満を持っている。彼が再びマドリーにとって重要な存在になるためにはレベルを回復させる必要がある。
トニ・クロース(6点)
『救世主』
ウエスカ戦でのクロースの最も代表的なアクションはラファ・ミルからボールを奪回し、相手の2点目の可能性を阻んだことだった。試合終盤を冷静にプレーしマドリーのリズムを回復させた。