ラ・リーガ・サンタンデール第8節デポルティーボ・アラベス対FCバルセロナの試合が現地時間31日にメンディソローサで行われ…

ラ・リーガ・サンタンデール第8節デポルティーボ・アラベス対FCバルセロナの試合が現地時間31日にメンディソローサで行われた。
ミッドウィークに苦手としていた敵地でのユヴェントス戦に勝利したものの、リーグ戦2連敗中のバルセロナ。ロナルド・クーマン監督は、左からアンス・ファティ、レオ・メッシ、ウスマン・デンベレを並べ、最前線にアントワーヌ・グリーズマンを配置した攻撃ユニットを送り込んだ。
対するアラベスは選手から新型コロナウイルス陽性者が8人出ていることも影響して、ここ3試合勝ちなし。ここまでのチーム総得点は5点と得点力不足は顕著で、暫定ながら16位に沈んでいる。
最初のビッグチャンスはアウェイチームが迎えた。13分、クレマン・ラングレのスルーパスに抜け出したファティがゴールキーパーと一対一を迎えるが、31日に18歳の誕生日を迎えたストライカーはゴール右にシュートを外してしまう。
3分後にアラベスのカウンターから決定機を作られたが、MFトマス・ピナのシュートはネトが冷静に対処した。
流れの中からチャンスを作り出せないバルサは23分、メッシがゴール正面でフリーキックを獲得。相手選手全員がゴール前を固めるなか、メッシはグラウンダーの強いシュートを選択。左足から放たれたシュートはゴールマウスを捉えたものの、ゴールカバーに入ったDFフロリアン・ルジューヌにブロックされた。
デンベレとファティの両翼は抑え込まれ、グリーズマンは存在感がない。テンポの上がらないバルサは先制点を許す展開に。30分、ジェラール・ピケのバックパスをGKネトが処理に手こずると、MFルイス・リオハにボールを奪われて失点。テア・シュテーゲン離脱後、今季はすべての試合でゴールマウスを守ってきたブラジル人GKとディフェンスリーダーのコミュニケーションミスが生じた。
前半はこのまま終了。75%のボールポゼッションを維持したもののバルサは攻めあぐねる形となった。
クーマンは後半開始から3枚替えを敢行。デンベレ、ブスケツ、ラングレに代えて、トリンカオ、ピャニッチ、ペドリを投入した。ユヴェントス戦でも試みたようにフレンキー・デ・ヨングをセンターバックにコンバートし、最後尾から攻撃に厚みを加える。これが功を奏しバルサが押し込む。ピャニッチが中盤でアクセントとなりディフェンスラインの背後に何本もパスを供給、得点の匂いが増す。
迎えた62分、アラベスのMFホタが2枚目のイエローカードで退場。その直後にアントワーヌ・グリーズマンに待望の今季初ゴールが生まれた。トランジションのもつれから相手選手のクリアボールがゴール方向にこぼれる。これにいち早く反応したフランス代表FWは、チップキックでゴールキーパーの肩口を抜いてゴールネットを揺らした。
数的優位となり俄然押し込むバルサは、メッシにも決定機が訪れる。ボックス左でペドリのパスを受けたメッシは、体を開きながら得意の形でファーサイドを狙ったが、GKパチェコの驚異的なセーブに阻まれた。
71分にはデ・ヨングの正確なフィードで裏をとったトリンカオが抜け出す。グリーズマンがラストパスを押し込んだが、トリンカオのポジョションがオフサイドとなりゴールならず。
77分にはアンス・ファティが右サイドから切り込んでミシュートまで持ち込んだが、パチェコの許容範囲だった。
その後もサインプレーからセルジーニョ・デストやピャニッチのミドルシュートなどで3ポイントに意欲も見せるが、GKパチェコが立ちはだかり逆転ならず。ユヴェントス戦からのいい流れを持続できず、数的有利を生かせなかったバルセロナはリーグ戦4試合勝ち星なしとなった。
アラベス 1-1 バルセロナ
31分:ルイス・リオハ
63分:アントワーヌ・グリーズマン