この記事には関東大学対抗戦(対抗戦)3試合終了後の選手コメントを掲載しています。関東大学対抗戦の記事はこちらからSH河村謙尚(社3=大阪・常翔学園)――ここまでの対抗戦3試合を振り返っていかがですか 最初は苦しむ場面も結構あったのですが、徐…

この記事には関東大学対抗戦(対抗戦)3試合終了後の選手コメントを掲載しています。

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SH河村謙尚(社3=大阪・常翔学園)

――ここまでの対抗戦3試合を振り返っていかがですか

 最初は苦しむ場面も結構あったのですが、徐々にチームがいい形になってきて、攻め方やディフェンスの部分でも統一感が出てきた印象です。

――立大戦では9番、日体大戦では21番をつけて出場されて、トライに繋がるアシストや、トライを自分で決めるシーンもありました。ご自身の評価はいかがですか

 トライについては正直あまり考えていなくて、それよりもゲームを作るポジションとしてどのようにゲームを組み立てればいいのかというのを考えながらやっています。まだまだ課題があるので、それをしっかり自分の中でまとめて、1試合1試合臨んでいこうと思っています。

――フォーカスしているというディフェンスを振り返っていかがですか

 1試合目は苦しむ場面も結構あったのですが、その後はディフェンスを崩されてトライというのは全然なくなってきているので、成長している点だと思います。

――残り4試合への意気込みをお願いします

 相手がどこであっても自分たちがやることは変わらないので、チーム一丸となってやることをやって、全部勝ちたいと思います。


CTB中西亮太郎(商3=東京・早実)

――ここまでの対抗戦3試合を振り返って、チームとしていかがですか

 最初の2試合はうまくいかない部分が多くて、課題が多く出た試合だったと思います。

――3試合目については

 (前の)2試合で出た課題を修正したり、その週でやろうとしたことができたりしたので、自分たちのやりたいことだった『早稲田らしさ』が出せた試合だったと思います。

――チームとしてディフェンスにフォーカスしていたと思いますが、ディフェンスに関してはいかがですか

 ディフェンス自体は、崩れたという印象はあまりなかったです。でも、ダブルタックルの部分やタックルした後の立ち上がりの早さは、まだ改善できるところがあると思いました。

――中西選手は青学大戦と立大戦の2試合に出場されましたが、アタック・ディフェンスのご自身の評価はいかがでしたか

 1試合目は、特にディフェンスで出足があまり良くなくて、相手を前で倒すということができなかったのですが、次の立大戦ではそれを修正して、前で止めるシーンが何個かあったので良かったと思います。

――流経大戦でSOをされたそうですが、それはどのような経験になりましたか

 SOとなると、普段やっているCTBよりもよりチームを動かさなければいけないので、自分でチームをコントロールしようという意識や、視野を広げて周りを気遣う意識がよりつきました。

――今後4試合への意気込みをお願いします

 1試合1試合ハードになってくると思うので、1日1日をより大切にして、チームで一歩ずつ成長していけたらなと思います。そして4試合全部勝ちに行きます。


WTB今駒有喜(文2=東京・早実)

――対抗戦初出場となりました。振り返っていかがですか

 赤黒ジャージは高校の時から着ていたのですが、(高校と大学の赤黒ジャージは)やはり重みが全く違うと感じました。赤黒を着て試合に出られたことはとてもうれしかったです。

――前日は緊張しましたか

 いえ、リザーブだったのでそこまで気負わずに(準備できました)。

――青学大戦の交替でグラウンドに入る瞬間はどのような気持ちでしたか

 最初はWTBで入ったので、トライを絶対に取ると意気込んで入りました。

――実際にトライを取ることができました

 そうですね。冷静に前のスペースを判断できてしっかりトライを取れたので、WTBの役割は果たせたと思います。

――秩父宮という会場については

(高校生の時に)東京都の決勝で試合をしたことがあり、3回目くらいでした。

――立大戦は14番でスタメン出場されました。スタメンだと発表された瞬間はどのようなお気持ちでしたか

 せっかくチャンスをもらったので、ここでしっかりアピールしようと思いました。

――ディフェンス面のご自身の評価はいかがですか

 外からの上げる、流すのコールや、FWとBKのコネクト、CTBと自分(WTB)のコネクトはコミュニケーションで意思統一をしてディフェンスができているように思います。

――これから対抗戦の試合が続いていきます。個人としてどんなシーズンにしたいか意気込みを教えてください

 赤黒を着るチャンスがもらえたら、トライを取って『荒ぶる』までチームに貢献したいです。


WTB安部勇佑(スポ4=東京・国学院久我山)

――個人としては立大戦のみの出場となっていますが、チームとしてここまでを振り返っていかがですか

 一つ一つ課題をつぶしていって試合を重ねるごとに成長できていると思います。

――立大戦では途中出場されてSHのポジションを務めていました。試合でSHをしたのは立大戦がはじめてでしたか

  今季の練習試合で一回やって、公式戦では初めてでした。

――前々から練習されていたのですか

  そうですね、今年に入って自粛期間があけてから練習し始めました。

――きっかけはありましたか

 コーチからやってみないかと言われて、自分の選択肢を増やすというのもありますし、チームとしてもSHの層により厚みを増すために挑戦しました。

――実際に公式戦でやってみて手ごたえはありましたか

 球を放る、さばくだけでいっぱいいっぱいになってしまいましたが、経験できたことで今後にSHとしてもWTBとしても生かせると思います。

――対抗戦残り4試合となりました。今後への意気込みをお願いします

 まず試合にしっかり出られるようにしっかりと結果を残してチームでのメンバー争い、バトルに勝ち、対抗戦を優勝して大学選手権に個人としてもチームとしてもいいかたちでつなげていきたいと思います。