マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、ここ5シーズンでFCバルセロナの正守護神として主役を務めてきたが、ノルベルト・ム…

マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、ここ5シーズンでFCバルセロナの正守護神として主役を務めてきたが、ノルベルト・ムラーラ・ネトは、チームメイトの負傷の間に自身の価値を証明した。昨シーズン開幕前にヤスパー・シレッセンとのトレード移籍で加入した元バレンシアの選手は、非常に良いパフォーマンスを披露しており、特に今シーズンにおける影響は大きい。
テア・シュテーゲンの復帰後は、誰もがこのドイツ人がゴールマウスに立つと思っていたが、実際にはネトの好パフォーマンスが競争力を高めることになった。
テア・シュテーゲンはすでにチーム練習に完全合流しているが、31日(日本時間11月1日5時)のアラベス戦の招集メンバーには含まれなかった。ロナルド・クーマン監督はリスクを取らず、安定した仕事を続けてきたブラジル人を信頼している。
■ネトの数字
昨シーズン、バルサで最初のシーズンを過ごしたネトは、公式戦5試合に出場しただけで、7ゴール(1試合平均1.4失点)を許した。クリーンシートは1試合だけだった。
ダービーのコパ・デル・レイ、コルネラ・エル・プラット戦(2-2)や、エルネスト・バルベルデの解任につながったスーパーカップのアトレティコ戦(2-3)戦では先発出場を果たした。ブラジル人は、予選突破が決まっていたサンシーロでのインテルとのチャンピオンズリーグ最終節にも出場し、素晴らしいパフォーマンスを披露したが、継続性の欠如を指摘された。
テア・シュテーゲンのような“巨人”からポジションを奪うことは大きな挑戦だが、ネトは野心的だ。 初日から「自分は外から眺めるために来たのではない」と発言していたが、パフォーマンスが彼の正当性を証明している。
今シーズン、ネトはバルサの公式戦7試合すべてに出場しており、ラ・リーガでは5試合、チャンピオンズリーグでは2試合を守った。これまで許した得点が6点、1試合あたりの平均失点数は0.85点と上々の出来だ。さらに、失点のうち半分はPKによるものである(ヘタフェ、フェレンツヴァーロシュ、レアル・マドリー)。
また、ブラジル人が3試合でクリーンシートを達成していることは評価に値する。ビジャレアル(4-0)、バライドスでのセルタ戦(0-3)と直近のユヴェントス・スタジアムでの欧州CL戦がこれにあたる(0-2)。アルバロ・モラタは3度に渡ってゴールネットを揺らしたが、全てがオフサイドのために無効とされたため、運も味方につけている。
■テア・シュテーゲンの成績
ネトの平均失点数が今季0.85点、2シーズン合わせると1.08点(12試合13失点)だとすれば、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのレベルはどうか。バルサで公式戦236試合に出場し、失点数は222点、1試合平均0.94点を記録する。クリーンシートは100試合を数える。驚異的と言っていい数字だ。
今週木曜日からテア・シュテーゲンはグループトレーニングに合流。ラモン・クガット医師は8月18日に右膝蓋腱を手術し、クラブは回復期間を2ヶ月半に設定している。ドイツ人ゴールキーパーは来週中にも試合復帰することになる。