現地30日の「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月26日~11月1日/室内ハードコート)大会5日目。男子シングルス準々決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)…

現地30日の「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月26日~11月1日/室内ハードコート)大会5日目。男子シングルス準々決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に6(5)-7、2-6で敗れた。【実際の動画】絶好調ルブレフとティームのハイレベルなラリー!

ティームは地元オーストリアでは、昨年の「ATP250 キッツビューエル」、「ATP500 ウィーン」で優勝し、今大会での2勝と合わせて11連勝中だった。だが「全米オープン」優勝後の凱旋大会準々決勝は、第1セットを僅差で落とすと、第2セットは足の怪我もあり突き放され、今シーズン絶好調のルブレフに屈した。

一方のルブレフはこれで今シーズン37勝7敗に。ATP500の大会では優勝した「ATP500 ハンブルク」、「ATP500 サンクトペテルブルク」から続けて13連勝だ。今シーズンはノバク・ジョコビッチ(セルビア)に並んで最多タイの4個のタイトルを獲得しており、5個目のタイトルも視野に入った。

勝利したルブレフは準決勝で世界111位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。アンダーソンは、第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)をストレートで破っての勝ち上がり。2度のグランドスラム準優勝の経験を持つアンダーソンは、怪我でランキングを落としていたが、今大会後にトップ100に復帰することが決まっている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ウィーン」でのティーム(左)とルブレフ(右)

(Photo by Thomas Kronsteiner/Getty Images)