サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~Question味方にパスが入る次の瞬間、ウンデルはなにを狙ったか? 昨季、…

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
味方にパスが入る次の瞬間、ウンデルはなにを狙ったか?

 昨季、ブレンダン・ロジャーズ監督指揮の下、プレミアリーグでチャンピオンズリーグ出場権を最後まで争うほど復調を果たしたレスター。

 今季もクラブ史上初の開幕3連勝という絶好のスタートを切り、第3節ではマンチェスター・シティに5-2と衝撃スコアで下した。第6節を終えた時点で、4勝2敗の勝ち点12で4位と上々の位置につけている。

 現在のレスターは、ジェイミー・バーディーがいまだ絶対的なストライカーとして君臨しているが、かつてのように堅守速攻に偏重しているわけではない。

 中盤のジェームズ・マディソンやユーリ・ティーレマンスというクリエイティブな選手を中心に、ビルドアップから巧みに相手を崩すこともできる、モダンかつ強力なチームへと変貌を遂げている。

 そんなレスターの、アウェーでの第6節アーセナル戦。後半35分に0-0の均衡を破る決勝点が生まれた。



中盤の味方にパスが入った。ウンデルは次の瞬間どんなプレーをしただろうか

 ティーレマンスが中盤でパスを受けた時、前線のジェンギズ・ウンデルがスペースに下りてきた。次の瞬間、ウンデルは何を狙っていただろうか?

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Answer
相手の動きの逆を突いて、裏のスペースに抜け出した

 ウンデルが中盤のスペースに下りてくる時、相手のグラニト・ジャカとキーラン・ティアニーの間のポジションで、マークにつかれにくい位置を取ったのが巧みだった。ジャカとティアニーのどちらがつくか曖昧なままの状況で、ボールを受けたティーレマンスは前を向くことができた。



反転したウンデルは裏のスペースへ抜け出し、バーディーのゴールをアシストした

 それと同時に、中央で攻め残っていたバーディーの位置も注目すべきポイントだ。これによってガブリエウ・マガリャンイスがマークに残り、アーセナルはDFラインが揃わずにギャップが生まれていた。それは当然、ウンデルもわかっている。

 ウンデルはティーレマンスからのパスを受けるように中盤のスペースに下りてきたが、これはジャカとティアニーを釣り出すための罠だった。ティーレマンスが前を向いた瞬間にウンデルは鋭く反転して裏のスペースへ抜け出し、一瞬手前に釣られたジャカは完全に取り残された。

 ティーレマンスから正確なロングフィードが通ると、バーディーのマークについていたガブリエウがカバーに走るが、この時点でバーディーがフリーとなって勝負あり。

 陣形の崩れたアーセナルの隙を突くウンデルの巧みな動き出しから、エースのバーディーが決勝点を挙げ、この試合に勝利した。