欧州チャンピオンズリーグ(CL)第2節ユヴェントス戦でのFCバルセロナは非常に完成度の高い試合をした。ゴール精度に欠いた…
欧州チャンピオンズリーグ(CL)第2節ユヴェントス戦でのFCバルセロナは非常に完成度の高い試合をした。ゴール精度に欠いた場面があったために圧勝とまではいかなかったが、選手たちのプレーは監督を満足させるものだった。
デンべレの先制点に続き、その後ペドリやグリーズマン、メッシがゴールのチャンスを狙った。またユヴェントスもアルバロ・モラタの猛攻撃など必死に逆転を試み、これぞサッカーといったエキサイティングな試合が展開された。
バルサの勝利と言う結果は正当なものだったが、しかしこの勝利を達成するために選手たちは血の汗をかいた。デ・ヨングでさえも負傷したアラウホに代わりの試合後半CBのポジションについた。
メッシがアンス・ファティによって得たPKをゴールに沈めた時、やっとバルサは安堵した。
【ユヴェントス戦でのバルサの選手評価】
■GK
ネト(6点)
『ゴール無効』
ユヴェントスは幾度もバルサのゴールを狙ったが、ブラジル代表GKネトは常に目を光らせていた。モラタは3度に渡りシュートを叩きこんだが3度ともオフサイドで無効の判定を受けた。信じられないがこれは本当だった。
■DF
セルジ・ロベルト(7点)
『抵抗』
重要な試合でまたスタメンに起用されたセルジ・ロベルトは右サイドの守り神となった。彼はこの試合で多くの仕事をしたが、実質的には常にDFとしての役割を果たしていた。キエーザに盛んにプレッシャーをかけられたがうまく凌いだ。
ロナルド・アラウホ(7点)
『強力』
モラタは上下に引っ掻き回すタイプの一人なので、アラウホにとっては困難な相手だった。しかしアラウホは強靭でタフで一貫性があった。この試合は彼にとって選手として成長できるゲームだった。ハーフタイム後に負傷によりベンチに下がったのが残念だ。
クレマン・ラングレ(7点)
『粘り強さ』
ディバラが必死にプレッシャーをかけ続けたせいでパスラインが乏しくなっていた。スピードが要求される試合であり非常に困難な状況だったが、ラングレは積極的に動き回るのを止めなかった。試合後半では状況はかなり良くなり、攻撃に回る余裕すらあった。
ジョルディ・アルバ(8点)
『挑戦』
アルバとユヴェントスの闘いは火花を散らすほど激しいものだった。ペドリがウィングの位置から盛んに攻撃を繰り返した為に、アルバは内側でプレーすることも多かった。彼はどのようなポジションでも有能な選手である。
■MF
ミラレム・ピアニッチ(7点)
『順応』
明らかにリズムに欠けていた。特に前半はボールを奪われることが多く、安定したプレーができなかった。しかしエリア外からの本能的な動きが思わぬ結果を生むなど、今後素早くバルサに順応していきそうな気配は感じられる。
フレンキー・デ・ヨング(7点)
『反応の良さ』
前半はあまり積極的に試合に参加していないように見え、いいプレーができなかった。本人はダブルピボーテのポジションに違和感があるようだが、更なる努力が望まれる。ハーフタイム後にはセンターバックとしてプレーしたが、幅広い視野と戦術的な知性を備えたデ・ヨングはこのポジションで完成されたプレーを見せた。
ペドリ・ゴンサレス(8点)
『成熟』
自分のポジションに集中できた時、ペドリのプレーは輝くほど素晴らしかった。彼は他の大多数の選手たちよりも優れたサッカービジョンを持っている。試合開始直後はイマイチだったが時間が経つにつれて良くなり、ボールに触れるたびにユヴェントスを脅かしていた。彼にとって年齢は単なる数字に過ぎない。
■FW
アントワーヌ・グリーズマン(7点)
『反抗』
スタジアムに響くほどの音を立ててボールをゴールポストにたたきつけ、ヒールでメッシにパスを送るなど始終戦うことを諦めなかった。グリーズマンは戦い、プレッシャーを与え、チームの為に身を削り続けた。前半はセンターフォワードのポジションからのプレーが素晴らしかったが、後半では少しペースを落とし1対1でミスをしてしまった。良いプレーだったがゴールをもっと決めなければならない。
ウスマン・デンベレ(7点)
『期待』
デンべレはこの試合で才能の片鱗を見せた。試合前半では深く入り込み、ミスも少なく、右サイドの攻撃力として素晴らしい活躍ぶりであった。メッシのパスを受けシュートした球がキエーザに跳ね返りゴールに入った。これが先制点となり、その後も幾度かゴールチャンスを得たが、試合終了20分前に交代でベンチに入った。
レオ・メッシ(9点)
『事件を起こす』
2度のゴールチャンスを得ながら逃したことが唯一残念な点だった。試合の流れを変えたデンべレの先制点はメッシのアシストから始まった。ボールがメッシを通過すると、必ず何か事件が起きるのだ。バルサの2得点目はメッシのPKによるものだった。
■途中出場
セルヒオ・ブスケツ(7点)
『読者』
アラウホに代わり投入され、デ・ヨングのポジションを変えさせた。ダブルピボットのポジションからチームに秩序を与え、お陰でバルサのプレーは最高潮となった。試合を読むことにかけては誰もブスケツにかなわないだろう。
アンス・ファティ(7点)
『活動的』
デンベレに代わり投入された最初の1分から既に揺さぶりをかけ始めた。より相手チームに脅威を与える為のスペースを見出すことはできなかったものの、アンスはPKを獲得し、メッシにゴールのチャンスを与えた。常に何かポジティブな結果を提供することができる選手だ。
ジュニオール・フィルポ(5点)
『交代要員』
疲労したグリーズマンに代わり、投入された。
マルティン・ブライトバイテ(5点)
『交代要員』
ペドリに代わりアディショナルタイムに投入された。