井上戦まで4日、番狂わせ狙うマロニーは自信満々 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に挑戦するWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)。31日(日本時間11月1日)に迫った米ラスベガス決戦へ向け…

井上戦まで4日、番狂わせ狙うマロニーは自信満々

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に挑戦するWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)。31日(日本時間11月1日)に迫った米ラスベガス決戦へ向けて「これまでで最高の状態だ」と豪語している。ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)公式サイトが報じている。

 下馬評では井上有利のハロウィン決戦。それでもオーストラリアからの挑戦者は自信をのぞかせている。

 マロニーにとって唯一の敗戦は井上が優勝したWBSS1回戦のエマヌエル・ロドリゲス戦の判定負け。以来2年ぶりの世界戦に臨む男はWBSSのプロモーターカレ・ザワーランド氏のポッドキャスト「WBSSハングアウト」に登場し、意気込みを語ったという。

 自身のキャリア最大となるビッグマッチへ向けて、「肉体と精神がこれまでの人生の中で最高の状態だ。土曜日に特別なことを成し遂げ、バンタム級の世界王者になる準備ができている」と力強く宣言している。

 番狂わせを狙うマロニーに対しては、井上も「総合力的にはカシメロより高い選手」と評していた。

 米リング誌によれば、マロニーは「僕はかませ犬でいることを気に入っている。みんなが間違っていると証明することも大好きなんだ」とも話していた。不気味な存在であることは間違いない。(THE ANSWER編集部)