コロナ禍により、満足に活動ができず、苦しみにあえいだスポーツ界。大学スポーツも例外ではなく、大きな影響を受けた。大学スポーツのなかでも、ひときわ大きな注目を集める駅伝競技。ついに今年も駅伝シーズンが始まろうとしている。コロナ禍により、大学三…

コロナ禍により、満足に活動ができず、苦しみにあえいだスポーツ界。大学スポーツも例外ではなく、大きな影響を受けた。

大学スポーツのなかでも、ひときわ大きな注目を集める駅伝競技。ついに今年も駅伝シーズンが始まろうとしている。コロナ禍により、大学三大駅伝の一つである出雲駅伝は無念にも中止が決定。
しかし、多くの関係者たちの尽力のもと、11月1日には全日本大学駅伝が、そしてお正月には箱根駅伝が沿道での声援自粛という形で開催予定だ。コロナで苦しんだこれまでの鬱憤を、選手たちが思い切り晴らす走りを見せてくれるだろう。

スポーツブルでは大学駅伝開幕を前に、コロナ禍でも少しでも大学スポーツを盛り上げようと大学駅伝出場校の大学スポーツ新聞とタッグを組み、各大学の駅伝主将から、主将が思う「駅伝の魅力」について語る動画をいただいた。
多くの駅伝ファンにとって選手への応援は駅伝の醍醐味の一つだが、今年は沿道での声援自粛というもどかしい状態。主将たちの想いを聞くことで、自宅での声援や観戦をより熱く楽しむことができるだろう。

9人の主将から出た「駅伝の魅力」のキーワードとして、最も多く上がったのが「チームメイト」、「仲間」の存在だ。普段は個人種目の陸上競技。しかし駅伝はタスキを繋ぎ、中継所で待つ「仲間」を想い懸命に走る。「気持ちが能力を超えることが出来る」と神林主将(青学大)が言えば、「1の力が何十倍、何百倍にもなる」と池田主将(中大)も駅伝の魅力を語る。「多くの人に感動や勇気を与えられるような走りがしたい」と、神戸主将(駒大)。大学駅伝での、選手たちそれぞれの想いの詰まった熱い走りに注目だ。

中央大学:池田 勘汰
京都産業大学:市川 佳孝
早稲田大学:吉田 匠
明治大学:前田 舜平
東洋大学:大森 龍之介
立命館大学:岡田 浩平
関西学院大学:志摩 銀河
駒澤大学:神戸 駿介
青山学院大学:神林 勇太

【映像提供】

「中大スポーツ」新聞部
青山スポーツ新聞編集局
早稲田スポーツ新聞会
明大スポーツ新聞部
京産大アスレチック
関学スポーツ編集部
立命スポーツ編集局
東洋大学スポーツ新聞編集部
駒大スポーツ編集部