今回の北海道地区大会で男子準優勝に輝いた山本大輔監督・宮岡勇二監督率いる札幌光星高等学校の主将でS1の篠田悠作選手にインタビューを行った。【関連記事】北海道地区大会女子準優勝校 北海道科学大学…

今回の北海道地区大会で男子準優勝に輝いた山本大輔監督・宮岡勇二監督率いる札幌光星高等学校の主将でS1の篠田悠作選手にインタビューを行った。【関連記事】北海道地区大会女子準優勝校 北海道科学大学高等学校インタビュー【第43回全国選抜高校テニス大会】

Q:準優勝の原動力となったのは何ですか?

「応援の力と団結力。マッチポイントを取られても今までの練習を信じて最後まであきらめない気持ちです」

Q:チームの目指していることを教えてください。

「チャレンジ精神で試合を楽しみながら全力でプレーする事です」

Q:主将としてのチームを率いる上で、心がけていること。

「お世話になっている方々への感謝を忘れずに、自分自身がチームのために何ができるかを考え、自ら行動を起こすことを心がけています」

Q:今後の目標を聞かせてください。

「全国で1つでも多く勝てるように個々とチームの両面でレベルアップすること。そのためにコート練習以外の時間も工夫していきたいです」

Q:好きなプレイスタイルは?

「コートを広く使うプレーから流れを作る。目指すはカウンターパンチャーです」

Q:得意なプレーを教えてください。

「フォアハンドのトップスピンです」

Q:一番力を入れていることは?

「試合で力を発揮できるように、普段の練習から緊張感をもって取り組むことです」

Q:S1としては、チームにどのように貢献したいですか?

「試合ではS1としてチームに勢いが出るような勝ち方をして流れを作りたいです。また、準備の大切さをみんなで考えられるように働きかけ、フィジカルトレーニングだけでなく、メンタルトレーニングも練習メニューに取り入れるなどチームを良い方向に導きたいです」

Q:あなたにとってテニスはどんな存在ですか?

「頭も体もフル回転させてくれて、没頭できる時間を与えてくれる存在で、特に試合をすると、自分の良いところと悪いところを気づかせてくれ、日々の練習では、努力する大切さや粘り強くやり抜くことを学び、自分を成長させてくれる存在です」

●監督からの総評

「新型コロナウィルスの影響により、春季大会、高体連が中止となりましたが、1年生主体の本校のチームは経験不足を練習で補えるかが課題となりました。9月に行われた札幌支部予選では、北海道科学大学高校に決勝戦で敗れましたが、10月の北海道大会ではその雪辱を晴らすため、全国大会出場を目指し部員一丸となって練習してきました」

「北海道大会には札幌勢に加え室蘭海星学院、帯広北高校も加わり本校とほぼ同等の戦力であり、どの試合も接戦が予想されました。結果として本校は準優勝ということになりましたが、今回出場した7人のうち1年生が5人ということで、団体戦の出場経験もなく不安な要素はたくさんありましたが、今大会を通して全員が成長を実感した大会でもありました。3月に行われる全国大会に向けて更なるレベルアップを目指したいと思います」

札幌光星高等学校の男子テニス部の皆さん、これからもチャレンジ精神と感謝の心を大切に、これから厳しい冬になり練習するのも大変な時期になるかと思いますが、チーム一丸となって目標に向かって頑張ってください!

全国選抜高校テニス大会 チーフアドバイザー 宮崎愛伎代

※写真は札幌光星高等学校の皆さん

(©全国選抜高校テニス大会実行委員会)