8日、来季2017年の全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の開催スケジュール変更が、シリーズ主催団体JRPから発表された。全7戦中の3戦が移動した結果、並行参戦する選手も多い世界耐久選手権(WEC)との実戦日程の重複は回避されている。今…

8日、来季2017年の全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の開催スケジュール変更が、シリーズ主催団体JRPから発表された。全7戦中の3戦が移動した結果、並行参戦する選手も多い世界耐久選手権(WEC)との実戦日程の重複は回避されている。

今夏に発表された日程からは、開幕戦鈴鹿が1週後ろに、第3戦富士は1週前、そして最終戦鈴鹿が2週前にズレることとなった17年SFの新日程。いずれも当初の日程ではWECと重複していた。

今回の変更によって、中嶋一貴、小林可夢偉、A.ロッテラーといった、来季もWECとの並行参戦の可能性が高いと見られる有力選手たちが、SF数戦欠場というハンデを負わずにシリーズを戦うことが可能になっている。

■2017年SF開催スケジュール
第1戦 4月22~23日 鈴鹿サーキット(三重県)
第2戦 5月27~28日 岡山国際サーキット(岡山県)
第3戦 7月8~9日 富士スピードウェイ(静岡県)
第4戦 8月19~20日 ツインリンクもてぎ(栃木県)
第5戦 9月9~10日 オートポリス(大分県)
第6戦 9月23~24日 スポーツランドSUGO(宮城県)
第7戦 10月21~22日 鈴鹿サーキット(三重県)
(上記は各主催者から変更申請が行なわれた状況に基づくものであり、JAFからの公示をもって正式化される)

なお、併せて来季開幕前の公式合同テスト日程も発表されており、こちらは第1回が3月6日(月)~7日(火)の鈴鹿、第2回が3月31日(金)~4月1日(土)の富士と決まった。第1回の鈴鹿は、来季も鈴鹿ファン感謝デー(4~5日)からの“連続開催”という格好になる。

ちなみにWECのプロローグテスト(イタリア・モンツァ)の日程が最近(12月6日)になって変更されており、これが4月1~2日となったため、結果的にSF富士テストと重なった。WECにも参戦する選手については、SF富士テストは欠場となる可能性が高いものと見られる。

とはいえ、実戦に関しての日程バッティングが避けられたことは、選手にもチームもファンにも朗報。一貴、可夢偉、ロッテラーらには、来季もSFとWECの両シリーズで存分に活躍してほしいところだ。

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(小林可夢偉)。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(小林可夢偉)。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(中嶋大祐)。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(中嶋大祐)。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(来季新参戦チームのB-Max)。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(来季新参戦チームのB-Max)。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(塚越広大)。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(塚越広大)。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(山本尚貴)。撮影:遠藤俊幸

2016年11月24日に開催されたSF鈴鹿テスト(山本尚貴)。撮影:遠藤俊幸

夏の富士戦も日程が変更されている。写真:TOYOTA(2016年)

夏の富士戦も日程が変更されている。写真:TOYOTA(2016年)