相手の経歴に臆することなく「改めるべき」と非難
ウォリアーズのドレイモンド・グリーンといえば、ハッスルプレーやチームメートにも歯に衣着せぬ発言で知られる情熱的な選手。それと同時に、ウォリアーズ以外のファンの間では、ダーティーなプレーをする選手としても知られている。
直近の例を挙げれば、キャバリアーズとの2016 NBAファイナル第4戦の最中、レブロン・ジェームズともつれてコートに倒れた直後、ジェームズの下腹部付近を叩くような行為を見せ、フレイグラントファウルを科されたシーンが印象的だ。今シーズン開幕後も、12月1日にホームで行なわれたロケッツとの対戦でレイアップを放った際、ジェームズ・ハーデンの顔面を蹴ってしまい、フレイグラントファウルと判定された。
Draymond Green with a foot to Harden's head coming down. https://t.co/SGqKIj3vkf
— RealGM (@RealGM) December 2, 2016
そして、12月3日に同じくオラクル・アリーナで行なわれたサンズ戦でも、グリーンは『足癖』の悪さを露呈。サンズ新人マーキューズ・クリスとマッチアップした際、不必要と思われるほどに足を高く上げ、クリスの手を蹴り上げる格好となった。
この試合から2日後、『AZ Central』のサンズ番記者ポール・コロがクリスの腫れた小指の写真をTwitterに投稿。Just for kicks. Two days later, here's a look at Marquese Chriss' right pinky that took a foot from Draymond Green. pic.twitter.com/Da5dg4USPh
— Paul Coro (@paulcoro) December 5, 2016
『AZ Central』は、クリスのコメントも掲載。新人は、「こんなことが頻繁に起こるなんて奇妙なことだ」とし、グリーンがこのような行為を改めるべきと警告を発した。
「蹴られた瞬間はイラッとしたけど、切り替えたよ。プレーしていれば起こり得ることだし、避けられないわけじゃないからね。ただ、彼のように頻繁に足を高く上げる必要はないと思う。これは彼の側が正すべきことだ」
先日グリーンは、自身の足癖の悪さについて「NBAから標的にされている」と不満を漏らしている。ただ、今後も引き続き足癖の悪さが見られるようなら、リーグが何らかの対応策を講じる可能性も否定できない。
グリーンは昨シーズンのファイナルで出場停止になるなど、ダーティーと見られるプレーは昨シーズンから何度かあった。