レアル・マドリーに所属するスペイン代表MFイスコは、自身に対するジネディーヌ・ジダン監督の扱いに不満を抱いているようだ。『ESPN』が伝えている。 イスコは今シーズン、ここまでのラ・リーガで4試合に出場。ただ、その内の先発3試合では、2試…

レアル・マドリーに所属するスペイン代表MFイスコは、自身に対するジネディーヌ・ジダン監督の扱いに不満を抱いているようだ。『ESPN』が伝えている。

イスコは今シーズン、ここまでのラ・リーガで4試合に出場。ただ、その内の先発3試合では、2試合で前半終了時、1試合で後半序盤にベンチへ下げられるなど、全幅の信頼を得ることはできていない。

そのため、より多くのプレータイム、信頼を求めるイスコは、これまで比較的良好な関係性を築いてきたフランス人指揮官に対してフラストレーションを溜め始めているようだ。

そして、ケガを除いて初めて出場なしに終わった直近のラ・リーガ第7節、バルセロナとのエル・クラシコ(3-1で勝利)の試合前のスタンドではチームメートである、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ブラジル代表DFマルセロに対して、ジダン監督への不満を口にしている様子が、スペイン『Movistar』の中継カメラに映ってしまった。

「もし、ジダンが僕をベンチに下げる場合、50分か60分のタイミングだ。時にはハーフタイムで下げることもある」

「逆に、途中投入する場合、80分を過ぎてからだね」

この発言に対して、マルセロは大笑いして同意の様子を示しており、真剣な指揮官批判と言うよりも、チームメイトへの愚痴に近いものだったようだ。

ただ、ベルギー代表MFエデン・アザール、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが戦列復帰を果たした場合、イスコの出場機会はさらに減ることも懸念されており、単なる愚痴が監督批判に変わっていく可能性は十分に考えられるところだ。