カタルーニャ州政府首班ペレ・アラゴネスと報道官メリチェル・ブドがスペイン政府に非常事態宣言の発令とカタルーニャ市民に外出…

カタルーニャ州政府首班ペレ・アラゴネスと報道官メリチェル・ブドがスペイン政府に非常事態宣言の発令とカタルーニャ市民に外出自粛を要請した。そして、FCバルセロナのCEOオスカル・グラウも手紙を受け取っている。
ブドの代わりにスポーツ事務局長ジェラール・マルティ・フィゲラスによってサインされたその手紙には、11月1日もしくは2日に行われる予定の理事会への不信任投票に問題はないと記されていた。
バルサの役員達はこの手紙に驚かされている。特に25日には健康上の問題の深刻さを受けて、2月14日に予定されていたカタルーニャ州政府の選挙が延期される可能性が検討されていただけにその驚きは非常に大きいものであった。
バルサは、再びスポーツ事務局長フィゲラス、つまりカタルーニャ州政府に手紙を送り、非常事態宣言が発令されている状況での11月1日もしくは2日の不信任投票実施の許可について再考するように求めている。
クラブは、カタルーニャ政府が人々に外出を自粛するよう求める一方で、バルサのファンが投票に行けるという言動は矛盾していると異論を唱えた。加えて、60%の人々がカンプノウの郊外に住んでおり、多くの割合が60歳以上である。非常に脆弱であり、カタルーニャでは新型コロナウイルス感染拡大によって今年3月からの死者数の合計が800人に登っていることも考慮するべきである。
■27日にも役員達が辞任する可能性
もしカタルーニャ州政府が不信任投票を許可する姿勢を変えないのであれば、会長ジョゼップ・マリア・バルトメウは、役員会で全員の辞任を提案することも真剣に考えている。
バルサは、ソシオの権利であり、不信任投票を実施したいというスタンスを明確にしているが、健康上のリスクがない時に行われるべきだと考えている。「我々は、このナンセンスな状況の共犯になるつもりはない。投票の時間は常にあり、人々の命の方が重要である」とクラブ関係者はSPORTに語った。
26日に役員会は、2019/20シーズンの収支報告を行い、2020/21シーズンの予算案を承認する予定であり、ソシオによって承認される必要がある。クラブ内では不信任投票が行われるのか、不信任投票のための条件を満たしているのかという議論もされている。どちらにせよ、2010年からクラブを率いている役員会にとって次の会合が最後になるかもしれない。
■26日に迫る不信任投票の期限
このような状況を前に、バルサはクラブの規則に準拠する必要があり、11月1日もしくは2日に予定されている不信任投票についての発表の期限が26日の午前0時となっている。
もし、27日(火)中にメディアに発表されれば、クラブの規則に書かれている「実施の5日前」という内容が守られることになる。しかし、カタルーニャ州政府が健康上の理由により開催を阻止した場合、この問題が新たな方向性に向かうことになり、不信任投票を求める人々は訴えを起こす可能性がある。
とにかく、27日はバルサを取り巻いて色々なことが起こるに違いない。