現地24日、「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月26日~11月1日/室内ハードコート)のドローが発表され、錦織圭(日本/日清食品)の1回戦の相手は、第2シードのドミニク・…

現地24日、「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月26日~11月1日/室内ハードコート)のドローが発表され、錦織圭(日本/日清食品)の1回戦の相手は、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)に決まった。【ドロー表】錦織出場!注目の対戦が目白押しの「ATP500 ウィーン」

錦織は「全仏オープン」で右肩を痛めたため、先週の「ATP500 サンクトペテルブルク」を欠場。今週の「ATP250 アントワープ」には現地入りして練習もしていたが、「まだ肩の状態が100%ではないので、残念ながら欠場することになりました。ショックはありますけど、この1週間はしっかり練習で鍛えて、ウィーンの大会に向けて準備していきたいと思います」とこちらも欠場を選択していた。

錦織はティームに対し過去3勝2敗。直近では、2018年のこの「ATP500 ウィーン」で勝利し、その翌月の「Nitto ATPファイナルズ」では敗れている。

ティームは現在世界3位。錦織と最後に対戦して以降、2019年には初のマスターズ1000優勝を飾った他合計で5個のタイトルを獲得し、2020年には「全米オープン」で初のグランドスラム優勝を飾るなど、大きく飛躍した。ノーシードで出場の錦織にとっては、1回戦から当たるにはかなりタフな相手だ。

また今大会はトップ10選手が6名出場するなど、ATP500カテゴリの大会の中でもレベルが高く、錦織対ティームの他にも1回戦から注目の対戦が多数組まれている。

【「ATP500 ウィーン」注目の1回戦】

世界36位 錦織 VS [2]ティーム

[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア) VS 世界30位 フィリップ・クライノビッチ(セルビア)

[7]ガエル・モンフィス(フランス) VS 世界15位 パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)

世界17位 カレン・ハチャノフ(ロシア) VS 世界20位 グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)

[4]ダニール・メドベージェフ(ロシア) VS 世界29位 アレックス・デミノー(オーストラリア)

世界24位 ボルナ・チョリッチ(クロアチア) VS 世界28位 テイラー・フリッツ(アメリカ)

世界26位 キャスパー・ルード(ノルウェー) VS 世界46位 ヤニク・シンネル(イタリア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)