長野県大町市・白馬村・小谷村の10カ所のスキー場、14の索道事業者で構成される「HAKUBA VALLEY(白馬バレー)」は、2016-2017の冬季シーズンからエリア内共通の自動改札システムを導入する。このシステムにより、1枚の共通ICチ…

長野県大町市・白馬村・小谷村の10カ所のスキー場、14の索道事業者で構成される「HAKUBA VALLEY(白馬バレー)」は、2016-2017の冬季シーズンからエリア内共通の自動改札システムを導入する。

このシステムにより、1枚の共通ICチケット(HAKUBA VALLEYチケット)を持つだけで、白馬バレー内のすべてのゲレンデを自由に滑走できるようになる。

HAKUBA VALLEY共通ICチケット
白馬バレーでは近年10年ほどの間に外国人スキー客の誘致を積極的に進めており、北海道のニセコ・エリアに次いで国内で2番目に外国人スキー客数の多いエリアだ。白馬山麓エリアの積雪量の多さや、海外リゾートと比べてリーズナブルなリフト券価格、エリア全体のスケールが高評価となっている。

これまでもエリア共通券は存在したが、従来はゲレンデごとに別々の改札システムを採用しており、エリア間を移動するたびにチケット窓口で各エリアのリフト券に引換が必要だった。利用者からは「バレー全体で統一してくれないと不便」という声が上がっていた。

それに応え、国内最大規模という魅力を十分に楽しんでもらうため、白馬五竜・Hakuba47・白馬八方尾根・白馬岩岳・つがいけ高原・白馬乗鞍・白馬コルチナの主要7エリアで共通改札システムを導入。

また、チケットの有効期限が切れた後でも、個人向けウェブ販売システム「My Hakuba Pass」で一度使ったICチケットに白馬バレーチケットや希望のスキー場のチケット相当額をチャージすることで、直接リフトにアクセスすることが可能になり、スムーズかつ割安に滑走を楽しめる。

共通自動改札システム・共通ICチケットの他、各エリアを接続するシャトルバスを充実し、スキー場の一体化を進めている。

白馬バレー索道事業者プロモーションボードの高梨光会長は、「スキーヤーは色々なタイプの方がいます。10のスキー場の中で必ずドンピシャな場所があると思うので、共通ICチケットを使ってスキー場を使い分けてくれたらと思います」と日本最大のスノーリゾートの誕生に自信をうかがわせた。

スキーリゾート「白馬バレー」に共通改札システム導入…ICチケットでスムーズな滑走に

スキーリゾート「白馬バレー」に共通改札システム導入…ICチケットでスムーズな滑走に

スキーリゾート「白馬バレー」に共通改札システム導入…ICチケットでスムーズな滑走に

スキーリゾート「白馬バレー」に共通改札システム導入…ICチケットでスムーズな滑走に

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