2位のジョウに大差をつける首位発進、ISUが動画付きで脚光 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカは23日(日本時間24日)、男子ショートプログラム(SP)が行われ、2019年世界選手権覇者のネイサン・チェン…

2位のジョウに大差をつける首位発進、ISUが動画付きで脚光

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカは23日(日本時間24日)、男子ショートプログラム(SP)が行われ、2019年世界選手権覇者のネイサン・チェン(米国)が完璧演技で111.17点をマークし、2位のヴィンセント・ジョウ(米国)に10点以上の大差をつけて首位発進を決めた。4回転連発の圧巻のスケーティングをISUの公式ツイッターが公開。米ファンからは「とてつもない」「全てがスゴイ」などと称賛が起きている。

 王者は王者だった。チェンは冒頭の4回転―3回転の連続トウループを美しく決めると、3回転アクセル、後半の4回転フリップとすべてのジャンプで加点を得る完璧な演技。羽生結弦が持つ、SP史上最高得点(111.82点)に迫る高得点を記録した。

 ISUはチェンが披露した高さのある4回転フリップの動画を公開。「2度のISUフィギュアスケート世界チャンピオン、ネイサン・チェンが111.17点でショートプログラムを終えて首位。彼のルーティンで1番気に入ったパートはどこですか?」とフォロワーに問いかける形で投稿すると、米ファンからは称賛が集まっている。

「これはとてつもない! Goネイサン!」
「全て! ネイサン・チェンは凄い」
「衣装を着るみたいなところ」
「ステップシークエンス」
「一連の足使いが好き」

 新型コロナ禍の中でスタートしたGPシリーズ。チェンの強さに変わりはない。(THE ANSWER編集部)