現地23日の「ATP250 ケルン」(ドイツ・ケルン/10月19日~10月25日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で、世界56位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。西岡が3…

現地23日の「ATP250 ケルン」(ドイツ・ケルン/10月19日~10月25日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で、世界56位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。西岡が3-6、4-6で敗れ、ベスト4進出を逃した。試合時間は1時間32分。【動画】西岡が1回戦で見せた「クレイジーなディフェンス」!

西岡は20歳の次世代No.1候補のオジェ アリアシムに対し過去2勝0敗で、「全仏オープン」ではストレート勝利していた。対戦前には「クレーとハードコートではまた全然違いますね。僕たちは数週間前に対戦したので、お互いに分かっています。そして、間違いなく彼は僕を倒しに来るでしょう」と警戒していたが、リベンジを許した。

試合は立ち上がりからブレーク合戦に。序盤4ゲーム連続でブレークを奪い合う形となった。しかし第5ゲームでオジェ アリアシムが先にキープし流れを止める。西岡も第6ゲームをキープしたものの、第8ゲームでこのセット3度目のブレークを喫してしまい、第1セットを落とす。

更に第2セットの立ち上がりでも西岡は先にサービスゲームを破られる。続く第2ゲームでは西岡もチャンスを作ったが、ブレークバックはならなかった。西岡はその後キープを続けるものの、チャンスはやってこず、ストレートで敗れた。

勝利したオジェ アリアシムは、準決勝で第2シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。

また準決勝もう一試合は2週連続で地元優勝を目指す第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と、19歳の新星ヤニク・シンネル(イタリア)の組み合わせに。この二人も「全仏オープン」で対戦しており、その際はシンネルが勝利していた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ケルン」での西岡

(Photo by Christof Koepsel/Getty Images)