今季初出場でエムバペを止めたユナイテッドDF カバーニから金言を授かる

マンチェスター・ユナイテッドのDFアクセル・トゥアンゼベがキリアン・エムバペを止めた。イングランド国内では、エディンソン・カバーニが欧州チャンピオンズリーグ(CL)の試合前のチーム練習で、かつてのチームメイトを止めるための鍵を渡したと言われている。
コンゴ出身の22歳のイングランド人は、リンデレフ、ルーク・ショー、ワン=ビサカ、そして新たに加入したアレックス・テレスと並んでディフェンスラインを形成した。チャンピオンズリーグデビューを果たしたユナイテッドの下部組織出身選手は、ディ・マリア、エムバペ、ネイマールというPSG自慢の3トップを無力化するという難題を抱えていた。
威圧感からは程遠いトゥアンゼベだが、この試合で屈指の存在感を発揮した。22歳DFのパフォーマンスは絶好調で、世界屈指の選手を相手に見事なチャンピオンズデビューを果たした。
英国内では、エムバペを抑えるために、3シーズンにわたってパリで前線を共にしたエディンソン・カバーニのアドバイスを受けたと言われている。試合を控えたトレーニングで、トゥアンゼベは“エル・マタドール”とジョギングを共にしながら「ちょっとした話」をしていた姿が確認されている。ディフェンダーはメモを取り、困難な課題を十二分にこなした。
アクセル・トゥアンゼベは長い怪我の末、オーレ・グンナー・スールシャールのチームに復帰した。若きディフェンダーは2019年12月18日、リーグカップのコルチェスター・ユナイテッド戦で先発出場して以来、レッドデビルズのファーストチームでプレーしていなかった。
ピッチに戻ったイングランド人は、クラブの公式メディアに出演し、このように語った。
「才能ある選手と渡り合えたことに満足している。トレーニングではアンソニー・マルシャルのような選手を相手にしているし、エディンソンから学べることは素晴らしいこと。彼のような選手は自分のスキルを向上させるのに素晴らしいアドバイスをくれる。彼からのアドバイスが役に立ったよ」と、内容は明かさなかったものの、トゥアンゼベ笑みをこぼした。