元レアル・マドリーの会長ラモン・カルデロンは、マドリーの監督ジネディーヌ・ジダンとFCバルセロナの会長ジョゼップ・マリア…
元レアル・マドリーの会長ラモン・カルデロンは、マドリーの監督ジネディーヌ・ジダンとFCバルセロナの会長ジョゼップ・マリア・バルトメウを擁護した一方で、2006年から2009年まで率いたクラブを批判した。
カルデロンは、「クリスティアーノ・ロナウドを放出した愚かさ」と「資金の流動性のなさによる選手補強の失敗」や「無能な選手達に約10億ユーロ(約1236億円)という支出の代償」を24日に行われるクラシコで払うことになると考えている。
「はじめに、ロナウドの放出という愚かさについてだが、チームはその事実によってそのポジションの補強を求められていたが、悲しい現実ながら無能な選手達というだけでなく約10億ユーロという多額の年俸まで支払わなければいけない状況である」とマドリー、バルサ、アトレティコ・マドリーなどの元選手達と一緒にパデルの『Nacex Challenge』に出場したカルデロンは語っている。
マドリーの元会長カルデロンは、「ヨーロッパにおいてマドリーが選手補強を行っていない唯一のビッグクラブである。そして、その代償を払わなければならない」と言及し、「シャフタール・ドネツク戦で何が起きたか?カディス戦で何が起きたか?非常に悲しい感覚を覚えた。だが、我々は前向きになる必要がある。もちろん、今は満足のいく状況ではないけれど、このチームは過去にも同じような経験をしていて、それらを乗り越えている」と説明している。
カルデロンは、監督であるジダンにこの責任を押し付けるのは誤りだと擁護している。「今持っている戦力で戦ってくれている。シャフタール戦は決していいものではなかった。ミスも多かったが、特定の誰かを非難できるわけではない。色々な要因が重なって現状に至る。愚かなロナウド放出のあとから彼ほどゴールを奪える選手がいない状況である」と繰り返している。
それゆえに、カルデロンは、ラウル・ゴンサレスの監督就任には否定的だ。「ラウルが嫌いなわけではなく、選手として、監督として、人として尊敬されていないということでもない。ただ、ジダンもミスを犯すことがあるし、実際に犯したかもしれないが、チャンピオンズリーグを3連覇した監督を解任するべきではない」と説明している。
このようにジダンを擁護したあと、再び現在の役員達と会長フロレンティーノ・ペレスへの批判に戻り、「選挙への立候補を妨げる法令の修正、権力に組織される議会、クラブのマネジメントに反対できないようにするメディアの情報操作や統制など、様々な問題がある」と口にしている。
その一方で、バルサの会長バルトメウについては擁護する姿勢を見せ、「一時的な低調な結果や特定の期間において会長を評価するのは不公平だと思う。在任期間全体で彼を評価すべきだろう」と指摘した。
「バルトメウは7年近く会長を努めてきて、チャンピオンズリーグを含めた12、13のタイトルを獲得してきた。特に自分がその役職を経験してきたからわかるが、非常に不公平な扱いだと私は思う」と口にしている。

ラモン・カルデロン [写真/sport]