今回の北海道地区大会で男子優勝に輝いた北條翼監督率いる北海道科学大学高等学校の主将でS1の熊倉康太(くまくらこうた)選手にインタビューを行った。【関連記事】北海道地区大会男子3位校 帯広北高等…

今回の北海道地区大会で男子優勝に輝いた北條翼監督率いる北海道科学大学高等学校の主将でS1の熊倉康太(くまくらこうた)選手にインタビューを行った。【関連記事】北海道地区大会男子3位校 帯広北高等学校インタビュー【第43回全国選抜高校テニス大会】

Q:優勝を飾った原動力は何でしたか?

「昨年度の全国選抜高校テニス大会で、出場を決めていたが、大会自体が中止となり悔しかった気持ちです」

Q:チームの目指していることを教えて下さい。

「常勝!!です」

Q:主将としてのチームを率いる上で、心がけていることはありますか。

「自分がやることに責任を持つこと。何をすれば、どう良くなるかを常に考え続けることです」

Q:今後の目標は何ですか。

「団結力をさらに高め、3月の全国選抜高校テニス大会や夏に向けて、それぞれがベストなプレーをできるようにしたい。そして、相手に失礼がないような姿勢でプレーを続けることです」

Q:プレースタイルは?

「スピンボールのストロークで、相手の苦手なところをつき、チャンスボールを決めていくスタイルです」

Q:S1の選手として一番得意なショットは何ですか?

「フォアハンドのクロスボールです」

Q:S1の選手として一番力を入れていることは何ですか?

「サーブの威力、確率を上げることです」

Q:S1としてチームにどのように貢献していきたいですか?

「声を出して、自分の気持ちを高めつつも、チーム全体の気持ち・雰囲気もあげていけるように貢献していきたいです」

Q:あなたにとってテニスはどんな存在ですか?

「飽きることなく、本気で楽しめて、やればやるほどどんどん楽しくなってくる自分の人生にはなくてはならない存在です」

●北條監督からの総評コメント

「今大会の団体メンバーは登録9人のバランスが良く、他の学校に比べダブルスの力があるチームである。札幌支部大会から様々なオーダーで戦い、シングルス・ダブルスどちらのオーダーでも対応できるよう様々な練習をしてきた。今大会でも対戦相手によってオーダーを変え、5本の総合力で勝てるようメンバーを組んだ。選手もそれにしっかりと応えてプレーしてくれた。準決勝の帯広北、決勝の札幌光星はどちらも1年生に力のある選手がおり、非常に勢いがあり、思い切ったプレーで向かってきたので、予想以上に苦しい展開となった。その勢いもあり、2本落としたが、他の3本でしっかりと勝ち切ることができた。選抜の北海道地区大会は近年2位、3位が続いていたため、初優勝は非常にうれしく、感動的であった。試合に出場しなかったメンバーも応援、選手のサポート、審判、ボールパーソンなど様々な役割でチームに貢献し、非常にチームワークが良く、全員で掴んだ優勝であった」 

北海道科学大学高等学校の男子テニス部の皆さん、優勝おめでとうございます。

これからもチームの団結力の強化をし続け、大好きなテニスを楽しみながら目標に向けて頑張ってください!

全国選抜高校テニス大会 チーフアドバイザー 宮崎愛伎代

※写真は北海道科学大学高等学校の皆さん

(©全国選抜高校テニス大会実行委員会)