17日に開幕した女子バレーボール・Vリーグの話題を独占したのは、昨季最下位チームのヴィクトリーナ姫路だった。茨城で行われた日立リヴァーレ戦で、今年から導入した新スコートユニホームをお披露目した。ピンクのノースリーブの上着に、黒のスコート姿…

 17日に開幕した女子バレーボール・Vリーグの話題を独占したのは、昨季最下位チームのヴィクトリーナ姫路だった。茨城で行われた日立リヴァーレ戦で、今年から導入した新スコートユニホームをお披露目した。ピンクのノースリーブの上着に、黒のスコート姿。試合はフルセットで敗れたが、華やかな戦闘服は会場中の視線を釘付けにし、多くのメディアでも取り上げられた。

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 スコートはテニス、ゴルフ、バドミントン、卓球など道具を使う競技などで取り入れられている女性用ウエア。国内バレーボール界では初の試みで、試合後の選手は「短パンよりも動きやすい」と上々の評価。「スコートを着ることで、いろいろな人が見ることになる良い機会」「他のチームが挑戦しないことをするのは刺激的」とファンの視線を意識するコメントもあった。

 バレーボールのパンツは、昔から男心をくすぐるアイテムだった。1900年代はブルマーが定番。64年東京五輪で金メダルを獲得した女子日本チーム「東洋の魔女」が、赤のブルマー姿で日本中を熱狂させた。学校の体操着としても定着し、90年代に入ると密着度がより高まったブルマーへの嗜好(しこう)者が続出し、ブルセラ(ブルマーとセーラー服をかけ合わせた造語)なる言葉も流行した。

 ブルマーへの反対運動が起こった背景もあり、2000年代に入ると、主流はショートパンツへと移行。ユニホームを開発する企業は機能性と美しさを追究していった。世界ではレオタードを導入し、おしりや体のラインがほぼ丸見えのナショナルチームもあったが、日本では採用されなかった。姫路のスコートは、球団の真鍋政義オーナーが「海外で取り入れているチームがあってビックリした。うちでもやってみたいと思っていた」と発案し、実現にこぎつけたアイデアだった。

 

 SNSでも話題になり「短パンより全然エロい」「目の保養になった」「パンツが見えそうで見えないのがいい」「チラリズムは男のロマン」などのコメントが。今回、姫路は黒のスパッツに、スリット入りの黒のスコートを重ねたWパンツスタイル。いわゆる見せパン(見せてもいいパンツ)を着用していたが、それでも興奮を隠せない書き込みは複数あった。

 「オシャレでかわいい」「これから取り入れるチームが増えそう」という声は、おそらく女性発信のもの。スコートに対する見方、反応は、男女でまるで違うようだ。

 姫路は従来の短パンタイプと併用し、スコートタイプは今季22試合中4試合だけの限定着用という。どの試合で着用するかは当日までわからず、ファンに当ててもらうという新しい企画も行っている。4強進出を目標に掲げるチームは黒星発進となったが、ファンサービス、注目度では「1人勝ち」といえそうだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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