Kリーグ1の全北現代モータースは18日、Kリーグプレーオフ・グループA第3節で光州FCと対戦し、4-1で勝利を収めた。この試合にフル出場した日本人FW邦本宜裕は、チームの2点目となるゴールを記録している。 浦和レッズユースで育った邦本は、…

Kリーグ1の全北現代モータースは18日、Kリーグプレーオフ・グループA第3節で光州FCと対戦し、4-1で勝利を収めた。この試合にフル出場した日本人FW邦本宜裕は、チームの2点目となるゴールを記録している。

浦和レッズユースで育った邦本は、その才能から“和製ロナウド”とも称され、期待の若手として注目を集めていたものの、素行の悪さなどから浦和レッズとの契約を解除されている。その後アビスパ福岡に加入したものの、素行の悪さから再び契約解除されるなど、異色の経歴を持つ選手だ。

2018年からは活躍の場をKリーグに移すと実力を発揮し、2020年1月からはKリーグ王者の全北現代でプレーしている。

[4-3-3]の中盤3枚の右のMFとして先発出場を果たした邦本は、1-0と全北現代リードの22分、左サイドを攻めた味方からペナルティーアーク内でボールを受ける。柔らかいトラップでボールをコントロールすると、コンパクトな振りから鋭いシュート。左足から放たれたシュートは、GKの届かないゴール左上の完璧なコースにカーブしながら決まり、貴重な追加点となった。

その後、後半にも追加点を奪った全北現代は、1点を返されたものの4-1で勝利。これで2勝1敗とした全北現代は、プレーオフ2試合を残し、グループ2位につけている。

全北現代 4-1 光州FC

4分:1-0 ソン・ジュノ(全北現代)

22分:2-0邦本宜裕(全北現代)

65分:3-0 キム・ボギョン(全北現代)

86分:3-1 キム・ジャングワン(光州FC)

92分:4-1 ハン・ギョウォン(全北現代)