JリーグではJ1昇格プレーオフ決勝が12月4日に行われ、セレッソ大阪とファジアーノ岡山が対戦した。試合は後半7分に清原翔平のゴールで先制したC大阪が、1-0で勝利して来シーズンのJ1昇格を決めている。アウェーで守りを固めた岡山に対し、ホーム…

JリーグではJ1昇格プレーオフ決勝が12月4日に行われ、セレッソ大阪とファジアーノ岡山が対戦した。試合は後半7分に清原翔平のゴールで先制したC大阪が、1-0で勝利して来シーズンのJ1昇格を決めている。

アウェーで守りを固めた岡山に対し、ホームチームのC大阪はポゼッションを高め、ボールを回しながら隙をうかがう。だが、強い雨の降るピッチコンディションもあり、シュートが枠をとらえられない。

それでも後半7分、CKからソウザが落としたボールを混戦の中で清原が押し込む。先制された岡山はパワープレーで点を奪いに行くが、C大阪の守備陣は最後まで集中して守り抜いた。

昨シーズンの昇格プレーオフでは先制しながら、試合終了間際に追いつかれ昇格を逃したC大阪。同じ過ちを繰り返すことなく3年ぶりのJ1昇格を果たした。

試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間、C大阪キャプテンの柿谷曜一朗の目には涙が光った。

「嬉しいです」と万感の思いを込めて一言。今シーズンの戦いを振り返っては、「キャプテンとしてスタートした1年でケガをしてしまい、チームに迷惑をかけたんですけど、最後にピッチに戻って来られて、みんなで勝ち取ったJ1への道だと思うので本当に最高です」と話した。

C大阪のJ1復帰にサッカーファンからは、「セレッソなにがなんでもって感じがすごかった」「セレッソってこんな必死にサッカーできたんか」「セレッソついにJ1復帰!おめでとう!!」「岡山上がって欲しい気持ちもあったけど、セレッソおめでとう! 久しぶりの対戦楽しみだ!」などの声が寄せられている。