ホッカイドウ競馬も、水曜日の14日終了時点で、全日程82日間のうち、72日間を消化した。 今年のホッカイドウ競馬は、…
ホッカイドウ競馬も、水曜日の14日終了時点で、全日程82日間のうち、72日間を消化した。
今年のホッカイドウ競馬は、これまで当コラムで何度となく触れてきた通り、順調そのもので経過している。地全協のまとめたデータによれば、4月開幕以来、8月末までの、第1回門別〜第10回門別52日間の馬券売り上げ額は、328億9365万1990円。
その後、第11回が9月1日〜10日の6日間で、37億3302万4490円。第12回が9月15日〜24日の6日間で30億9988万1620円。第13回が9月29日〜10月8日の6日間で28億1943万4180円となっている。ここまでを合計すると、425億4599万2280円。それに、今開催第14回の10月13日、3億8175万1380円と、14日の4億7025万9340円を加えると、433億9800万3000円。昨年が80日間で約330億円の売り上げだったことから、すでに昨年を100億円も上回っていることになる。
そして、1991年に記録した年間売り上げレコードの454億円も、このまま行けば更新することは間違いなく、後は、夢の500億円にどれだけ近づくことができるか、という点に関心が集まってくる。
ただ、秋の訪れとともに、本州の気候が良くなってくると、中央も南関東も、秋競馬が本格化してくるので、その分だけホッカイドウ競馬は、いくぶん影響を受けるようになる。昨年もそうだったが、夏を過ぎて、9月〜10月前半の時期の門別競馬場は、気候的にはひじょうに恵まれていながらも、春〜夏の時期と比較すると、売り上げはやや少なめだ。
とりわけ、10月に入ってからは、1日がサンライズカップ(2歳重賞、シビックドライヴが優勝、落合玄太騎手、田中淳司厩舎)で6億6716万円を売り上げて一応の結果は残したものの、7日の瑞穂賞(古馬重賞、スーパーステションが優勝、阿部龍騎手、角川秀樹厩舎)の日は、重賞日ながら、3億8453万円と、やや低迷した。このレースはスーパーステションが復活を遂げて、1年1か月ぶりに重賞を制した記憶に残るレースであったが、出走頭数がわずか7頭であったことと、南関東の大井で東京盃が行われ、ファンの関心がそちらに向かったことなどが原因と思われる。1200mで争われた東京盃はジャスティン(戸崎圭太騎手、矢作芳人厩舎)が優勝し、クビ差で浦和のブルドッグボス(御神本訓史騎手)が入った。藤田菜七子騎手のコパノキッキングが3着。その他、ルメール騎手のマテラスカイ、川田将雅騎手のヤマニンアンプリメなど、JBCスプリントを視野に入れた有力馬が集まり、注目度が高かった。
しかし、門別開催の残りには、11月3日のJBC2歳優駿が控えており、さらにオーラスの11月5日には、伝統の一戦である道営記念と道営スプリントの重賞二本立てが予定されている。
また、来週の20日〜22日は、裏開催が浦和なので、ある程度の売り上げが期待できそうだ。ここまできたら、何とか500億円の大台に乗せたいところ。あと約66億円で、500億円に到達できる。
(文:田中哲実)