Jリーグチャンピオンシップ(CS)第2戦が12月3日に行われ、鹿島アントラーズが2-1で勝利した。鹿島は2戦合計スコアを2-2とし、アウェーゴール数で浦和レッズを上回って、今シーズンのJリーグ王者となった。ホームでの第1戦を0-1で落とした…
Jリーグチャンピオンシップ(CS)第2戦が12月3日に行われ、鹿島アントラーズが2-1で勝利した。鹿島は2戦合計スコアを2-2とし、アウェーゴール数で浦和レッズを上回って、今シーズンのJリーグ王者となった。
ホームでの第1戦を0-1で落とした鹿島。逆転優勝には2点以上取って勝つしかない、圧倒的に不利な状況で敵地へ乗り込んだ。前半7分に先制を許すと、これで決まりかとの空気もあったが、Jリーグ7回優勝の常勝軍団が土壇場で勝負強さを発揮。前半40分に遠藤康のクロスから、金崎夢生がダイビングヘッドで同点とする。
追いついて勢いに乗る鹿島に対し、浦和は後半の早い段階で守備的な布陣にシフト。逃げ切りを図る浦和から鹿島は後半33分、鈴木優磨がエリア内で倒されPKを獲得。これを金崎が決めて逆転に成功した。
残り時間で浦和は槙野智章も前線に上げパワープレーで1点奪いに行くが、鹿島が堅い守りで7年ぶり8度目の王座を手にした。
この結果にサッカーファンからは、「勝ち点15も差あって鹿島の優勝はおかしいと言われるかもしれないけど、ここで勝つのが鹿島。反対にホームで引き分けでもいいのに負けるのが浦和」「鹿島の勝負強さはさすがだね」「1st優勝チームと2nd優勝チームが戦って鹿島が勝っただけ。大逆転ではない」「いろいろ言われるだろうけど、ここは素直に祝福したい」などの声が寄せられている。
優勝した鹿島は通算18個目のタイトルを勲章に、8日から開幕するFIFAクラブワールドカップに開催国王者として出場する。