■横浜…

■横浜ビー・コルセアーズ vs アルバルク東京(@横浜国際プール)

第1戦:10月17日15時5分 第2戦:10月18日14時5分

 横浜ビー・コルセアーズは開幕節に続き、前節の滋賀レイクスターズ戦も1勝1敗で乗り切った。1戦目はアキ・チェンバースが3ポイント5本を含む23得点でチームを引っ張り、レジナルド・ベクトンのファウルトラブルは小原翼がカバー。中盤の2つのクォーターではディフェンスも効き、カイル・ミリングヘッドコーチは自身の初陣を見事に白星で飾った。しかし2戦目は、ディフェンスは引き続き一定の成果を挙げたものの、オフェンスが沈黙。ベクトンが2試合連続でファウルアウトとなったことも響き、わずか63得点での敗戦となった。

 横浜と同様に開幕節で1勝1敗だったアルバルク東京。前節は昇格組の広島ドラゴンフライズと相まみえ、2戦ともやや苦しんだ部分がありながらも勝ち切った。勝利の立役者は、インサイドでオフェンスの起点となったケビン・ジョーンズ。2戦計44得点と、合流して早速チームに貢献したところはさすがだ。また、田中大貴も2戦目で20得点7アシスト。開幕節2戦目を欠場した故障の影響はなさそうだ。

 B1は今節から9日間または10日間で5試合というタフな日程に入る。横浜はホーム開幕となる今節のA東京戦を皮切りに、次節が千葉ジェッツ、アウェイの次々節が現時点で東地区首位の秋田ノーザンハピネッツと厳しい相手が待ち構えている。精神的な強さが問われるという点で、特にベクトンは前節のファウルトラブルに臆することなく、誰よりも体を張らなければならない。

文=吉川哲彦

■ロスター

・横浜(ヘッドコーチ:カイル・ミリング)

パトリック・アウダ

ケドリック・ストックマン・ジュニア ※特別指定

ロバート・カーター

レジナルド・ベクトン

森川正明

アキ・チェンバース

森井健太

秋山皓太

竹田謙

須藤昂矢

エドワード・モリス

生原秀将

小原翼

・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)

小島元基

安藤誓哉

ケビン・ジョーンズ

ザック・バランスキー

須田侑太郎

菊地祥平

竹内譲次

平岩玄

田中大貴

津山尚大

カイル・バローン

アレックス・カーク

小酒部泰暉 ※特別指定