今夏に1年間のレンタルでウニオン・ベルリンへ加入したドイツ人GKロリス・カリウスがインタビューに答えた。ドイツ『キッカー』が伝えている。 シュツットガルトやマンチェスター・シティの下部組織で育ったカリウスは、2012年1月にマインツに加入…

今夏に1年間のレンタルでウニオン・ベルリンへ加入したドイツ人GKロリス・カリウスがインタビューに答えた。ドイツ『キッカー』が伝えている。

シュツットガルトやマンチェスター・シティの下部組織で育ったカリウスは、2012年1月にマインツに加入。母国であるドイツで正守護神として活躍し、2016年7月にリバプールに完全移籍した。

リバプールでも正守護神を勝ち取り、2シーズンを過ごすも2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝レアル・マドリー戦で2つの重大なミスを犯してしまい、評価が急落。追われるような形で2018年8月にベシクタシュへ2年間のレンタル移籍が決まった。

ベシクタシュでも不安定なパフォーマンスを見せることはあったが、正守護神としてプレー。結果的には2年間で公式戦67試合に出場した。

昨シーズン限りでベシクタシュとの契約が切れ、リバプールに戻ったカリウスだったが、やはり居場所はなく、9月にウニオン・ベルリンへのレンタル移籍が決まった。

そんなカリウスは前述したチャンピオンズリーグ決勝のミスについて問われるもそれはもう過去のことだと語り、話題にしたいのはメディアだけだと主張した。

「2年前の話だ。僕はあれから60試合以上に出場している」

「だいぶ昔にその件については整理できている。話題にしたいのは記者の皆さんだけ。僕にとってはとてもつまらない話だよ」

またレンタル元であるリバプールのユルゲン・クロップ監督との関係を聞かれると、良い関係を築けており、ウニオン移籍についても彼の助言があったと明かした。

「常に公正で正直でいてくれた。いつも状況を教えてくれていたので良好な関係を築けていたと思うよ。彼の成功がそれを物語っているね。現在の世界最高の監督だ。ウニオン移籍については、僕が良いゴールキーパーであることを皆に示すための機会となる良いステップと言ってくれたよ」