【Double Dutch Delight 2020】日本一は「camellia」!!!

2020年10月10日、カルッツかわさきで『Double Dutch Delight Japan 2020』（以下、DDDJ2020）が開催され、国際大会『NDDL ホリデークラシック』に進出する学生チームが決定した。Double Dutc…

2020年10月10日、カルッツかわさきで『Double Dutch Delight Japan 2020』（以下、DDDJ2020）が開催され、国際大会『NDDL ホリデークラシック』に進出する学生チームが決定した。

Double Dutch Delightはダブルダッチの学生大会。上位チームには12月にアメリカ・ニューヨークで開催される国際大会『NDDL ホリデークラシック』（以下、NDDL）に進出する権利が与えられる。社会人混合の一般、小学生から中学1年生までのNOVICE、中学2年生から高校生までのADVANCED、そして大学生のOPENの4つの部門に分かれる。

特にOPEN部門では例年熱い戦いが繰り広げられる。東西南北の地方予選を勝ち抜いた12チームと、当日決まる“敗者復活チーム”1チームに加え、更に今年は昨年の台風19号の影響でDDDJ2019のステージに立てなかった4チームがシードとして加わり、史上最大規模となるトータル17チームでの戦いに。
2年ぶりのDDDJ開催ということもあり、開演と同時に来場する人々の表情は期待感で溢れていた。

一般部門優勝【平成たぬき合戦ぽんぽこ】

最初に行われた一般部門、優勝は「平成たぬき合戦ぽんぽこ」。DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2019の覇者でもあるチームが、3人でDDDJのステージに。独特な発想で”2冠”を勝ち取った。
なお同チームには、来年開催のDOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2021の出場権が与えられる。

平成たぬき合戦ぽんぽこ / photo by YAMADAI

NOVICE部門【No Logic】

続くNOVICE部門、優勝は「No Logic」。DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020の覇者でもあり、これまた”2冠”を達成。地方予選では2位と一歩及ばずであったが、小中学生とは思えない完成されたパフォーマンスで大逆転、1位を掴み取りNDDL進出を決めた。

No Logic（ノーロジック） / photo by YAMADAI

ADVANCED部門【BRASH×BRUSH】

ADVANCED部門の優勝は「BRASH×BRUSH」。卓越したスキルと、それをパフォーマンスとして引き立てる魅せ方に、これまた会場からは大きな拍手が。堂々の優勝に輝き、NDDL出場権を獲得した。

BRASH×BRUSH（ブラッシュブラッシュ） / photo by YAMADAI

OPEN部門優勝【camellia】

そして最注目となるOPEN部門。斬新な魅せ方で会場をさわやかに盛り上げた「Cleo」や、まさに”ダークホース”と言わんばかりの奇抜な発想で笑いと拍手を誘った「TESLA」など、地方予選で強烈な爪痕を残した強敵を差し置いて、栄えある日本一の座に輝いたのは「camellia」。

Cleo（クレオ） / photo by YAMADAI

TESLA（テスラ） / photo by YAMADAI

camellia（カメリア） / photo by YAMADAI

まるでミュージカルのようなエンターテイメント性の高い演技を披露。OPEN部門唯一のミス数ゼロでパフォーマンスをやり切ったことも相まって、会場中の観客が「camellia」ワールドに魅了。その他チームが接戦となる中、圧倒的な優勝を勝ち取りNDDL進出を果たした。

更にはGUESTに、新生プロダブルダッチチームの「FLY DIGGERZ」がデビューし、サプライズ出演！最前線で活躍するルーキー6人が揃い踏みし、会場は彼らが巻き起こす”新風”に大盛り上がりであった。

FLY DIGGERZ（フライディガーズ） / photo by YAMADAI

新型コロナウイルスの影響も懸念される中、まずは無事にDouble Dutch Delight 2020シーズンを終えられたことに安堵すると共に、たくさんの感動を与えてくれた選手と運営の方々に改めて感謝したい。

日常がいつ完全に戻るか分からない不安の中に、一筋の希望と勇気の光を差し込むダブルダッチの力を、きっともう疑うことはないだろう――。