11日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのラファエル・ナダル…

11日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が通算56度目の対戦に臨む。両者の試合は第2試合で、日本時間22時以降に開始予定。【LIVE速報】ジョコビッチ VS ナダル 全仏オープン決勝【トーナメント表】全仏OP男子シングルス

両者の過去対戦成績はジョコビッチの29勝26敗。しかし、クレーコートに限るとナダルが17勝7敗、「全仏オープン」では6勝1敗と勝ち越している。

4年ぶり5度目の同大会決勝進出を果たしたジョコビッチ。準決勝では、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)をフルセットで下した。一方のナダルは、準決勝で第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に前哨戦でのリベンジを果たし、今大会1セットも落とすことなく4年連続で決勝へ進出した。

ジョコビッチは記者会見で、ナダルについて「どの大会でも、これだけの回数優勝している選手はいないと思う。このコートでは、彼はキャリアを通じて2回しか負けていない」と称賛。

その上で「トロフィーを狙うためには、最高のテニスをしたいと思っている」「大会の最後の試合で、最大のライバルであり最大の壁と対戦する。何をすべきか、どのように準備しなければならないかは理解している。決勝を楽しみにしているよ」と意気込んだ。

対するナダルは「ノバクと対戦するには、自分の最高のプレーをしなければならないんだ。それが出来なければ、とても難しい状況になる」と話している。

「ここは、自分がこれまで長い間良いプレーをしてきたコート。だからそのことが僕の力になる。しかし同時に、彼はここでも素晴らしい記録を持っていて、ほぼ毎回決勝に進出している。最もタフな相手の1人だ」

頂上対決となる「全仏オープン」男子シングルス決勝。ジョコビッチが2度目の優勝を飾って2周目の生涯グランドスラムを達成するのか。それともナダルが前人未到の13度目の優勝を飾り、ロジャー・フェデラー(スイス)が持つグランドスラム20個目のタイトルに並ぶのか。

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(テニスデイリー編集部)

※写真はジョコビッチ(左)とナダル(右)

(Getty Images)