日本ハムの中島卓也内野手が1日に札幌市内の球団事務所で2000万円増の年俸1億円で契約を更改した。■無名の存在から大台到…
日本ハムの中島卓也内野手が1日に札幌市内の球団事務所で2000万円増の年俸1億円で契約を更改した。
■無名の存在から大台到達、「まさか自分が1億にいくとは…」
日本ハムの中島卓也内野手が1日に札幌市内の球団事務所で2000万円増の年俸1億円で契約を更改した。
今季は遊撃手として全143試合フル出場し、堅実な守備を披露。打率2割4分3厘と苦しんだが、12球団で断トツとなる「759」のファウルで粘り、さらにリーグ4位タイの23盗塁を決めて、4年ぶりリーグV&10年ぶり日本一に貢献した。「入団してからまさか自分が1億にいくとは思わなかった。驚きの方が大きいですね」と喜んだ。
来季プロ9年目での大台到達。福岡工業高時代はプロの評価は高くなく、ドラフト会議前の調査書は1球団のみと無名の存在だった。ドラフト5位で入団したが、「この世界でやっていけるか不安だった」と入団当時を振り返る。
ただ、中島には励みになった言葉があった。現在ヤクルト1軍作戦コーチ兼内野守備走塁コーチを務める三木肇氏から「おまえは1億円プレーヤーになれる」と声をかけられたという。
「1、2年目だったと思います。プライベートで食事している時で、三木さんはお酒が入っていて…酔っぱらっていたかは分からないが、そういう雰囲気の中で言ってもらえた。本気には思ってなかったけど、ずっと思ってましたよ」
■WBC出場にも期待、「特に三木さんに感謝したい」
三木氏は09年から11年まで日本ハム2軍内野守備走塁コーチ、12、13年は1軍内野守備走塁コーチを歴任。三木コーチに合わせるようにして、中島は12年に105試合出場、13年は127試合出場と出場試合数を伸ばし、三木コーチが退団した14年以降はチームに欠かせない戦力となった。
「あの言葉は忘れなかったですね。1、2年目の練習はきつかったし、そのおかげでここまで来たと思っているので。今でもよく覚えています。絶対に無理だと思っていたんですけど、現にこうしてなれたので。良かったと言うか、特に三木さんに感謝したいなと思います」
今では来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での侍ジャパン代表入りが期待される遊撃手に成長。それでも、危機感は持ったままだ。
「今のままでは5年先はレギュラーでは出られない。これで満足せずに、レベルアップしないといけない。2割8分、2割9分は打たないと。1億円は一流だと思うので、下手なことは出来ない。若手選手に『あの選手にかなわない。遊撃は無理だ』と思われたい。自覚して、何事にも熱心にやっていきたいと思います」
謙虚に自分の実力を見極め、日本ハムを支える絶対的な遊撃手へ成長していくつもりだ。