テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は10日、女子シングルス決勝が行われ、第4シードのS・ケニン(アメリカ)は19歳で世界ランク54位のI・シフィオンテク(ポーランド)に4-6, 1-6のストレートで敗れ、…

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は10日、女子シングルス決勝が行われ、第4シードのS・ケニン(アメリカ)は19歳で世界ランク54位のI・シフィオンテク(ポーランド)に4-6, 1-6のストレートで敗れ、大会初優勝とはならなかった。
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決勝戦、第1セットを落としたケニンは第2セットの第1ゲームでブレークする好スタートを切った。しかし第2ゲームでブレークバックされると、第3ゲームを終えた時点で左太ももの治療を受けた。その後は1ゲームも奪うことができず、1時間24分で力尽きた。
今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に続く四大大会2勝目とはならなかったケニンは、シフィオンテクのオンコートインタビューの間はベンチで涙を流したと明かした。
会見でケニンは「結果は残念だったけど、今回はシフィオンテクが本当にいいプレーをした。絶好調だった」とポーランド人で初の四大大会制覇を成し遂げたシフィオンテクを称賛した。
「私の足は間違いなくベストではなく、それは悔やまれる。けがは他の試合でも何度かあった。第1セット後は足が動かなかった。それからは悪化してしまった。今回は運が悪いことに試合中に起きてしまった」
全試合ストレート勝ちで栄冠を手にしたシフィオンテクに対し、ケニンは6試合のうち4試合がフルセットにもつれる中で決勝へ駒を進めていた。
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