Sライト級有望株が右フックで3回KO勝ち、米ファン「この子はヤバい」 ボクシングのスーパーライト級有望株がKO勝ちを飾った。9日(日本時間10日)に米ラスベガスで行われた同級8回戦で24歳のエルビス・ロドリゲス(ドミニカ共和国)が3回KO勝…

Sライト級有望株が右フックで3回KO勝ち、米ファン「この子はヤバい」

 ボクシングのスーパーライト級有望株がKO勝ちを飾った。9日(日本時間10日)に米ラスベガスで行われた同級8回戦で24歳のエルビス・ロドリゲス(ドミニカ共和国)が3回KO勝ち。右、左、右のコンビネーションでKOを奪った動画を米興行大手・トップランク社が「新星の爆発は続く」と公開すると、米ファンから「いとも簡単に」と称賛を受けている。

 24歳有望株がスピードとパワーを見せた。サウスポーのロドリゲスは相手のパンチに対し、上体を引いてかわす。すかさず距離を詰めて右ジャブ、左ストレート、右フックで反撃。リズムの良いコンビネーションを繰り出すと、ジャブ2発で相手のガードが中央に寄ったところで再び左ストレートと右フックをお見舞いした。

 がら空きの顔面にパンチを受けた相手はダウン。顔をしかめて立ち上がれなかった。3回KOで決着した動画をトップランク社は公式インスタグラムに「彼がまたやってくれた。2020年は夢のような4試合に4KO。プロスペクト・オブ・ザ・イヤーの最右翼の爆発は続く……」と動画付きで投稿。米ファンはこう称えている。

「怪物」
「お気に入りボクサーの一人。この子はヤバい」
「将来のチャンピオン。ドミニカの誇り」
「いとも簡単に。次は誰だ?」
「クレイジーパワー」
「彼の能力を測れる相手とやって欲しい」

 決して強い相手ではなかったかもしれないが、デビューから10勝(10KO)1分け。8連勝でKO勝率は100%をキープした。今後は強敵と対峙した時にどんな戦いができるか期待される。(THE ANSWER編集部)